
エディルネは、イスタンブールから西へ、車で3時間ほど移動した場所にあります。ブルガリアやギリシャ国境に一番近い大きな街であり、オスマントルコ帝国時代、イスタンブールの前はここエディルネが首都でした。美しいジャーミィと名物料理が待つ、ヨーロッパの香りが強く漂う町エディルネを旅してみませんか?
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世界遺産・Selimiye Camii(セリミエ・ジャーミィ)と複合施設
Selimiye Camii(セリミエ・ジャーミィ)は、2011年にユネスコ世界遺産リストに登録されました。「アヤソフィアをこえるドームを持つジャーミィをつくれ」とのスルタンからの勅令により、ミマール・シナンが建てたジャーミィです。今ではエディルネを象徴するジャーミィになっていて、エディルネで一番のフォトスポットです。
Üç Şerefeli (Burmalı) Camii(ブルマル(ユチシェフェリ)ジャーミィ)
こちらは世界遺産には含まれないジャーミィですが、エディルネを首都にするにあたり、計画的につくられたジャーミィで、その美しさは知る人ぞ知る秘密のスポット。セリミエジャーミィからは、徒歩10分の距離なので、時間の許す限り見ておきたいところです。
エディルネの2つの名物をぜひご賞味あれ!
TavaCiğer(タワ・ジエル)
タワ・ジエルは、仔牛の肝臓をから揚げにしたものを、ぴりっと辛いソースをつけていただくお料理で、エディルネの名物料理です。エディルネ産のビベル(ほどよく辛い唐辛子)との相性は抜群です。臭みのない、シンプルに揚げたレバーといった味です。これを食べた後は元気になるような気がします。
Badem Ezmesi(バーデム・エズメスィ)
元はギリシャの伝統的なクッキー・クラヴァですが、国境の町ディルネでも銘菓として販売されています。原材料は、アーモンド粉、小麦粉、砂糖。もちろん甘いですが、アーモンドの香り豊かな、上品なお菓子です。ビタミンEもたっぷりとれそうで、お土産にも最適ですね。三日月の形をしているものは伝統的な形ですが、丸いものもあります。
エディルネのショッピングスポット

セリミエ・アラスタバザール
エディルネのショッピングスポットは2ヶ所あります。セリミエ・アラスタバザールと、アリ・パシャバザールです。アリ・パシャバザールの方が広くて店舗数も多いのですが、日帰りで滞在時間が限られている場合は、セリミエ・アラスタバザールがおすすめです。ご紹介したお菓子のほか、エディルネ名物のほうきや、定番のトルコお土産グッズまで、幅広く揃います。
エディルネは「ほうき」が有名です。ナザル・ボンジュー、花、鏡で飾り付けされています。ドアに飾って、「うちの嫁は掃除をさぼらずいつもお家をきれいにしていますよ」と近所に示すとともに、お嫁さん自身に、「自分自身を振り返りなさい」という姑のメッセージもあります。トルコ人は清潔第一、とはいえ、少し心が痛みます。
オイル・レスリング大会
YağGüreş(オイルレスリング)は、別名トルコ相撲といわれ、トルコの国技です。毎年6月下旬~7月初旬にかけて、エディルネ郊外で大会が行われます。全身にオリーブオイルをたっぷり塗って、牛革パンツをはき上半身は裸で対戦。相手のパンツを持ち上げて三歩歩くか、相手を倒すと勝ちです。大会が近くなるとTVでもCMが流れるほど、注目されている大会です。
エディルネへのアクセス
バス
イスタンブールのヨーロッパサイドのオトガルから、エディルネのオトガルまでバスで3時間乗車、50~60TL。複数のバスが乗り入れています。
TCDD
イスタンブール~ブカレスト間を、国際電車ソフィアエクスプレスが走っています。夜中に出て夜中に到着してしまうので、利用するのは難しそうです。
さぁ、エディルネの旅へ!
初夏にはひまわり畑も楽しめるエディルネ。イスタンブール滞在中、1日だけでも、エディルネ観光にあててみてはいかがでしょうか。
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