
カーリエ博物館は、メフメット二世がこの地を征服した後、ジャーミィに改築された多くの教会のうちの一つです。イスタンブールの中でも数多くのビザンチン絵画とフレスコ画が残されていることで知られています。中心地からは、少し離れていますが、行ってみると案外見応えがあって、行ってよかった☆と思えるスポットです。
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カーリエ博物館とは?
日本ではカーリエ博物館とよばれますが、欧米ではChora Museum/Church(コーラ博物館/教会)とよばれています。コーラとは、ギリシャ語でKhora:故郷や国を意味するのだそうで、トルコ語化する際に、Kariyeとなりました。
宮殿やアヤソフィア教会がある中心地から少し離れた場所にあるカーリエは、建設当初、コンスタンティノープルを囲んでいた城壁の外側にあったようです。5世紀頃、皇帝ジャスティニアヌスによって建設されたのが最初とされます。その後の戦乱によって破壊、放棄と再建が繰り返され、城壁の中の重要な教会の一つに。現在見ることができるビザンチン絵画は、14~15世紀頃、東ローマ帝国の最後の方に描かれたものとされています。
メフメット二世がコンスタンティノープルを陥落させた後、この教会も他の教会と同様に、ジャーミィとして利用されていました。当然、ミナレットが建ち、壁画は漆喰で塗り固められました。その後、1945年に博物館に改装。漆喰の下の神々しいビザンチン絵画が見つかったのは、その後の1948~1958年の間のことで、アメリカの研究チームによって発見されました。
これに注目!
博物館内は、外側と内側の拝廊、それとドームに描かれたフレスコ画と絵画が見どころです。外側の拝廊には、イエスの生涯が描かれたモザイク画があります。
そして、内側の拝廊には、聖母マリアの生涯が描かれています。
イエスの表情等に表れている、中世ルネッサンス期の概念とスタイルは、カーリエ博物館を世界的に有名な博物館の一つにしたのです。
修復を終えたドームに描かれた十二使徒は、とっても鮮やかによみがえっています。口を開けたまま、じっと天井に見入ってしまいますよ。
現在は大規模修復中
トルコは基本的にいつどこを訪ねても、いたる所で修復されていて、タイミングによっては訪れることができずガッカリすることも。カーリエ博物館もまた、長期に渡って大規模な修復作業が行われています。2018年から開始されたばかりですので、しばらくの間かかりそうです。見ることができない場所もあり、スルタンアフメットからも少し遠いですが、けっこう見応えがあるので、ぜひ訪ねてみてくださいね。
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