
トラブゾンを旅するなら、絶対おさえておきたいスポットが郊外にあります。大自然と、歴史ある驚異の修道院、茶畑とコーカサス地方特有の山々と緑。トラブゾンからぜひ足を延ばして訪れておきたいスポットを4つ選んでみました。
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1. Sümela Manastırı(シュメラ修道院)
トラブゾン市内から、車で南に約30kmほど走るとあるのが、小さな集落Maçka(マチカ)地区です。町には古い橋などが残されていますが、お目当てはまだその先にあります。マチカ地区からさらに20kmほど南東に進むんだところにある、山間の深い渓谷アルトゥンデレ渓谷です。
切り立った岩の中に、まるで埋め込まれたような建物は、修道院です。渓谷から高さ270mの場所にあり、谷底から見ると、修道院はまるで浮いているようにも見えます。初めてこの景色を見た時、どうやって作ったのかな、と、とても驚きましたが、私だけでしょうか。
シュメラという名前は、黒をイメージさせる「melas(糖蜜の意味)」から来ている、内部のマリアが黒く見える、黒くみえる山々からくる、等諸説あるようです。ビザンチン皇帝テオドシウス1世(375-395)の時代に、アテネから来たバルナバとソフラニオスという2人の僧によって建てられました。
聖母マリアが2人の修道士の夢に現れ、「渓谷に修道院を建てるように」と告げたため、この場所に建てられたという伝説が残されています。
内部はとても広い造りで、メインとなっている岩窟教会のほか、複数の礼拝堂、台所、居住空間、ゲストハウス、図書館、聖なる泉があります。
修道院のメインチャペルは、中庭の奥にあって、内側と外側の両方が、素晴らしく壮大なフレスコ画で覆われています。聖母マリアと聖書の物語が描かれた傑作です。バスや車を降りてから、300mほどは歩く上、建物内は石造りとはいえ、急な階段なので、歩きやすいスニーカーがおすすめです。
冬期(11/1~3/31):8:45~17:00
※入場はいずれも15分前まで
メトロツーリズムとウルソイがツアーを催行しています。10:00に各バス会社前に集合、料金は内容によって25~50TLほどです。複数組み合わせることも可能のようです。前日にバス会社を訪れて、確認をしてください。
※ガイドは付きませんので、ガイドが要る場合は、トラブゾン市内の旅行会社で申し込みが必要です。
2. Üzungöl(ウズンギョル自然公園)
トラブゾン市内から95 km南にあるウズンギョル自然公園。ウズン=長い、ギョル=湖という意味で、その名のとおり横長の湖です。 その美しい自然と湖がある公園は、近年急激に開発が進み、政府によって湖の周辺の遊歩道も整備されました。湖の周辺には、宿泊施設やカフェ、レストランなどが多数あり、春・夏・秋・冬、それぞれの色に染まる湖と山々を眺めるピクニックや渓谷のトレッキングも人気です。
ウズンギョル公園は、トラブゾンを語る上で切っても切り離せない、シンボル的存在。特に夏の時期は多くの人々がこの自然を満喫するために訪れます。ウズンギョルを囲む山々の頂には、そのまま残された自然と小川、素晴らしい景観があります。アクセスはトラブゾンから、ツアーバスで行くのが一番便利です。
メトロツーリズムとウルソイがツアーを催行しています。10:00に各バス会社前に集合、料金は内容によって25~50TLほどです。複数組み合わせることも可能のようです。前日にバス会社を訪れて、確認をしてください。
※ガイドは付きませんので、ガイドが要る場合は、トラブゾン市内の旅行会社で申し込みが必要です。
3. Hamsi Köy(ハムシ村)
トラブゾンからの日帰りツアーの中には、Hamsi Köy(ハムシ村)へ行くツアーもあります。ハムシ村は、トレッキングやマウンテンバイク愛好家に人気の村ですが、特にお目当てにしたいのが、ライスプディング(Sütlaç)。このライスプディングを食べたくて行くトルコ人も多いのだとか。ハムシ村のライスプディングは有名なようです。
トルコのプディングには、ごはんや鶏肉が入っているものがあります。意外な組合せですが、クセになる美味しさなんです。ストゥラチは、ミルクの風味豊かな甘くて、やわらかな食感。もし時間があって、ハムシ村に立ち寄るツアーに参加が可能なら、ぜひ食べておきたいものです。
4. Rize(リゼ)
黒海地方の東端、ジョージアとの国境に近い町リゼは、コーカサス地方の文化を色濃く受けた町です。古くからお茶の一大産地として知られ、黒海と3,000m級の山々に囲まれたこのエリアは、湿潤な気候で、降雨量はトルコ一。その山々はポントス山脈で、中核となっているカチカル山とその周辺にある高原の大自然を満喫する、トレッキングやキャンプやハイキングなどがメインです。標高2000メートルで乗れるブランコもあって、インスタグラマーに人気です。
三度目以降のトルコ旅なら黒海へ
「イスタンブール・カッパドキア・エーゲ海遺跡…。もうまわっちゃったよ」という方には、二度目のトルコ旅なら東~東南トルコをおすすめしたいです(もちろん、危なくないエリアで、です)。そして、三度目の旅には、ここ黒海地方をお勧めしたいな、と思います。私たち日本人には、とてもなじみ深い景色と気候ですが、昔の日本にとてもよく似ているように思います。人が優しくて、安全で、素材の味は濃くグルメも充実。何より、静かな海と豊かな緑があります。夏訪れる際には、雨が良く降りますので、雨具を忘れずにご持参くださいね。
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