【2023年8月更新】ドームに注目の世界遺産セリミエ・モスク

公開日 2022年11月5日 最終更新日 2024年2月6日

概要

エディルネにあるセリミエ・モスクは、第11代皇帝セリム二世によって建てられました。皇帝は、オスマン帝国お抱え建築士であるミマール・シナンに対して、「アヤソフィアをも凌ぐ巨大なドームを持つモスクを造れ」と勅命を下し建てられたものです。イスラム建築史において最高の建築士とされる、ミマール・シナン自身が「傑作」と褒め称えるほど、立派なドームを持つ荘厳なモスクが完成しました。

セリミエ・モスク/エディルネ

モスクの建設は1568年に開始。アヤソフィアより大きなドームは、高さ42.30メートル、直径31.30メートルほどです。モスクにとって欠かせない説教壇とミフラーブ(メッカの方角を示すくぼみ)は、大理石でできています。タイル製造の中心地イズニックで造られたタイルと、101種類ものチューリップパターンが使用されていて、細かな装飾まで見逃せないモスクです。セリミエ・モスクは、神学校、バザール、時計棟、中庭、図書館などが併設され、これらの複合施設とともに、2011年にユネスコ世界遺産リストに登録されています。

基本情報
住所Selimiye Camii:Meydan, Mimar Sinan Cd., Edirne Merkez,Edirne,Turkiye
営業時間6:30-20:30
その他情報・修復中のため一部のみ見学となり、2024~25年までかかる見込みです(2023年8月現在)
・隣接するバザールはショッピングに最適です。
公式サイトhttps://www.kulturportali.gov.tr/portal/edirneselimiyecamiivekulliyesi
アクセスエディルネのバスターミナルからミニバス乗車。中心部から徒歩圏内。
[地図]
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