ボスポラス海峡クルーズ | 主催3社のツアー内容徹底比較!

公開日 2023年6月9日 最終更新日 2023年10月7日

概要
ボスポラス海峡と金角湾/イスタンブール略図

ボスポラス海峡は、トルコ海峡、イスタンブール海峡ともよばれ、ヨーロッパ大陸とアジア大陸を隔て黒海とエーゲ海をつないでいます。ロシア、ウクライナ、ジョージア、ブルガリアの国々に物資を運ぶ、大型貨物船が頻繁に往航する様子は、イスタンブールの日常の景色の一つです。

乙女の塔/ユスキュダル

ボスポラス海峡クルーズの最大の魅力は、夕景と夜景にあると言えます。香港やシンガポーなどのアジアでもなく、ドバイなどの中東でもなく、イスタンブールならではの景色と雰囲気を楽しめます。クルーズでは、主に、下欄の観光が楽しめます。

ボスポラス海峡クルーズで見られるスポット例

ガラタ塔トプカプ宮殿、ドルマバフチェ宮殿、チュラーン・パレスホテル・ケンピンスキー、7月15日殉教者の橋、ルメリ要塞、ファティ・スルタン・メフメト橋、アナドル要塞、ベイレルベイ宮殿、乙女の塔、海峡沿いの邸宅

ヤウズスルタンセリム・モスク周辺と夜景
乙女の塔と夕景

クルーズ船から眺めるイスタンブールは、あちらこちらにモスクが見えて、エキゾチック。モスクや宮殿やガラタ塔、乙女の塔といった有名な観光スポットを海から眺めたその景色は、一生忘れられない思い出になります。

ボスポラス海峡沿いの邸宅/イスタンブール

ボスポラス海峡沿いは、イスタンブールの富裕層が居住するエリアで、トルコ国民憧れの場所。海峡沿いや、高台からイスタンブールを見下ろすように建てられた、見晴らしの良い別荘や邸宅は、もしかすると、クルーズの一番の見どころかもしれません。

料金・ルート・特徴
ボスポラス海峡とファティスルタンメフメト大橋/イスタンブール

クルーズ会社は、全部で3社。会社によって、拠点となる桟橋、催行頻度に違いがあります。サービス内容や船のレベルなどの違いはあまりないため、ご自身の日程にあわせてチョイスがおすすめです。会社ごとの特徴をまとめました。

※特に表記がない限り、どの会社でも、フードやドリンクなどは原則付きません。船内でチャイなどが販売されます。もし必要でしたら、おやつやドリンクは、事前にお買い求めの上、ご乗船ください。

会社名コース名桟橋所要時間本数料金
シェヒル・ハトラルロングコースエミノニュ6時間1便75TL
ショートコース1.5〜2時間1便35TL
ムーンライトコース6時間1便(夏・土夜のみ)未定
トゥルヨルエミノニュ1.5〜2時間10〜11便100TL
デントゥルカバタシュ1時間15分6便100TL

※2023/5/31現在
※実際に乗船前に、切符売り場にてご確認ください。

シェヒル・ハトラル/ŞEHİR HATLARI
シェヒル・ハトラル/ボスポラス海峡・イスタンブール

シティラインという意味の会社は、イスタンブール市が運営する、創業172年の船舶会社で、エミノニュの桟橋を拠点にしています。ロングツアー(Uzun Boğaz Turu)とショートツアー(Kısa Boğaz Turu)、夏限定のムーンライトツアー(Mehtap Gezisi)があります。

※ムーンライトツアーは、夏季限定。各クルーズをご利用のさいは、公式サイトにて詳細をご確認ください。

黒はロング、赤はショート/シェヒルハトラル

6時間のロングツアーを催行しているのは、シェヒル・ハトラルだけ。もし時間に余裕があれば、ロングツアーは一番おすすめです。というのも、アナドルカバウサルイェルとよばれる、海峡の北側のエリアは、自然が多く残り、ビーチや城塞や灯台など、眺望の良いスポット満載だからです。公的機関が保有しているということもあり、最も安心でき、価格も安く、トルコ人利用者も多くいます。チケットは、エミノニュのシェヒル・ハトラルの切符売り場で購入できます。

ロングツアー(Uzun Boğaz Turu)
催行日出発時間桟橋所要時間料金ルート公式HP
毎日
10:34
エミノニュ(Eminönü)
6時間
65TL(片道のみ39TL)
エミノニュ(10:35)→ベジクタシュ(10:50)→ユスキュダル(11:05)→カンルジャ(11:35)→サルイェル(12:05)→ルメリカヴァウ(12:15)→アナドルカバウ(12:25)★休憩★(15:00)→ルメリカヴァウ(15:10)→サルイェル(15:20)→カンルジャ(15:40)→ユスキュダル(16:10)→ベジクタシュ(16:25)→エミノニュ(16:40)

※各クルーズをご利用のさいは、公式サイトまたは窓口にて詳細をご確認ください。

充実のロングツアーでは、旧市街→新市街→アジア側(ユスキュダル)→邸宅エリア→要塞→港町と、ボスポラス海峡の見どころをすべて網羅できます。休憩地となるアドルカバウは、ボスポラス海峡のアジア大陸側にある静かな港町です。イスタンブール市内の喧騒とは無縁のアナドルカバウでは、ヨロス城、レストラン、カフェ、商店があり、観光客は歓迎されます。城塞からの眺望が美しいことでも知られているので、カメラをお忘れなく。

ショートツアー(Kısa Boğaz Turu)
催行日出発時間桟橋所要時間料金ルート公式HP
毎日
COVID-19以前:14:40
エミノニュ(Eminönü)
COVID-19以前:2時間
32TL
エミノニュ(14:40)→ベシクタシュ(14:55)→オルタキョイ(15:10)→ユスキュダル(16:25)→エミノニュ(16:40)

※各クルーズをご利用のさいは、公式サイトにて詳細をご確認ください。

2時間で気軽に往復できるショートツアーは、スケジュールに組み込みやすいので、観光におすすめです。旧市街→新市街→アジア側(ユスキュダル)→邸宅エリアと、ボスポラス海峡の見どころをひととおり見ることができるスタンダードなツアーで、各社ともこのルートを採用します。季節によっては、夕日鑑賞もできます。

ムーンライトツアー(Mehtap Gezisi)
催行日出発時間桟橋所要時間料金ルート公式HP
COVID-19以前:土曜日
COVID-19以前:18:25
エミノニュ(Eminönü)
COVID-19以前:6時間
COVID-19以前:52TL
COVID-19以前:エミノニュ(18:25)→ベジクタシュ→ユスキュダル→ルメリカヴァウ→アナドルカバウ★休憩★(22:30)→ルメリカヴァウ→ユスキュダル→ベジクタシュ→エミノニュ(00:10)(

※ムーンライトツアーは、夏季限定。各クルーズをご利用のさいは、公式サイトにて詳細をご確認ください。

夏季限定のムーンライトツアーは、エミノニュを18時に出発して、日付が変わったころ戻ってくるナイトツアーです。コースは、ロングツアーと同じです。ディナークルーズではないので、夕飯をすませてからご乗船ください。

トゥルヨル/TURYOL
トゥルヨルのヴァプル

トゥルヨルは、エミノニュを拠点にする船舶会社です。旅行代理店経由で申し込んだ場合は、このツアー会社になることが多いかもしれません。トゥルヨルは、エミノニュから真ん中のファティ・スルタン・メフメト橋まで航行するルートで、シェヒル・ハトラルのショート・ツアーとルートは同じようです。金額は100TL。チケットは、エミノニュにあるトゥルヨルの切符売り場で購入できます。一日10本以上の航行は、旅行者の強い味方です。

催行日出発時間桟橋所要時間料金ルート公式HP
毎日
10:00〜20:00の毎時00分
土日は19:00まで
エミノニュ(Eminönü)
2時間
100TL
エミノニュ(14:40)→ベシクタシュ(14:55)→オルタキョイ(15:10)→ユスキュダル(16:25)→エミノニュ(16:40)
デントゥル/DENTUR
カバタシュ桟橋
カラキョイ桟橋

デントゥルのみ、新市街のカバタシュ(Kabataş)桟橋から出港します。タクシム広場からフニキュレルでアクセスでき、旧市街からはトラムヴァイのT1路線の終点で降りれば、アクセスは容易です。

デントゥルのボスポラス海峡ツアーのルート/イスタンブール

カバタシュから、若者のデートスポット、ベジクタシュを経由して、真ん中の大橋まで航行するルートは、上記2社と同じです。大きく違うのは、新市街から出発することと、毎日6本催行されていることです。新市街にホテルをとられている方なら、デントゥル利用が便利ですね。チケットは、カバタシュの切符売り場、または、カラキョイの切符売り場にて購入できます。

催行日出発時間桟橋所要時間料金ルート公式HP
毎日
10:30/12:45〜16:45までの毎時45分の6本
カバタシュ(Kabataş)
1時間15分
100TL
カバタシュ→ベジクタシュ→オルタキョイ→ベベキ→キュチュクス→ユスキュダル→ベジクタシュ→カバタシュ
プライベートツアー
ボスポラス海峡を走るヨット/イスタンブール

イスタンブールでの特別な時間を、ファミリーと、仲間たちと、恋人や夫婦と、ともに共有するなら、絶対に貸切がいいですよね。夕日に染まるイスタンブール、月夜に輝く大橋や城塞。チャイやコーヒーを飲みながら、ヨーロッパとアジアの狭間でヨットに揺られるロマンチックな時間です。

ディナークルーズ
クルーズ船から眺めるイスタンブールの夜景

トルコ伝統のショーを見ながら、フルコースのディナーをいただく、ディナークルーズがあります。ショーは、ベリーダンスやセマー、民族伝統舞踊までさまざまで、夜遅くに送迎付きで出掛けられるし、ショーも見られてクルーズもできて、なんだかオトクなツアーです。複数のクルーズ会社が運行していて、会社によってショーやディナーの内容、利用する桟橋、出航時間が異なります。

TORIKO
TORIKO

一度はボスポラス海峡クルーズに乗って、2回目以降は市民の足ヴァプルがおすすめ。夕日も夜景もばっちり!

ギャラリー

※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

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