乙女の塔 | イスタンブール

公開日 2023年3月27日 最終更新日 2023年6月1日

概要
乙女の塔/ユスキュダル・イスタンブール

乙女の塔があるのは、ボスポラス海峡に浮かぶ小さな島の上です。紀元前4世紀頃、ボスポラス海峡を通過する船から税を徴収するために、塔が建てられたのが起源です。東ローマ帝国時代に要塞となり、オスマン帝国に入ってから強化され、現在の塔になったのは1857年からです。塔・要塞・灯台としてのみ利用されてきたわけではなく、亡命用の基地、刑務所、ペストの隔離施設、ラジオ放送局などとして利用されてきました。2000年に入ってから、民間企業によって修復された後、カフェバーやレストランが併設された博物館として営業していましたが、2021年から文化観光省が再び大規模な修復計画が発表されています。

乙女の塔からの眺望/ユスキュダル・イスタンブール

乙女の塔の名前については、数々の伝説が残されていますが、一説によれば、「王の娘は18歳にならずに死ぬ」という予言を実現させない為、王女は塔に匿われるも、18歳の誕生日に、王がお祝いに持参した籠の中に隠れていた蛇によって、王女は死んでしまった、という伝説からきています。

基本情報
住所Kız Kulesi:Salacak,Üsküdar,İstanbul,Turkiye
営業時間
料金
ミュージアムカード不可
その他情報・修復のため入場不可(2023年3月現在)
公式サイトhttps://kizkulesi.com/
アクセスフェリー
[地図]
特典・クーポン
ギャラリー

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