アララト山の麓の村で発見!?ノアの方舟自然保護区とは?

公開日 2022年7月9日 最終更新日 2023年10月3日

概要

ノアの方舟が漂流したのはアララト山だとされていますが、アララト山からは船の残骸が一つも見つかっておらず、未だ伝説の域を出ていません。

アララト山/アール

そこで、一部の研究者たちが目を付けたのが、アララト山の南側にある村でした。その名も、「ノアの方舟村」という村の名前だったのです。そこには、明らかに船の形をした遺跡が残されていて、村人たちの証言によれば、ここが公になる以前、夜間に光っていたこともある(!?)のだとか。トルコ政府がこの村をノアの方舟が漂流した場所であると認定するまで、不思議な現象が続いていたのだそうです。もはや都市伝説レベルですね。

ノアの方舟国立公園/アール

アメリカの研究者とトルコの科学者が協力して研究と発掘を進めたところ、船の大きさは、165x50x13メートルで、周辺の地層とは明らかに異なる強度の高い物質であることや、帆のためのものと思われる隙間や隆起物が見つかっています。この土地は、地すべりが起き続けているにも関わらず、船の形の丘のみが頑丈であり、それもノアの方舟であるとされる理由の一つです。

ノアの方舟国立公園/アール

トルコ政府が野外博物館&保護区としており、GoogleMAPでも船の形をはっきりと見ることができます。しかしながらまだまだ天然記念物の域を出ておらず、これがノアの方舟かどうかについてはまだまだ議論の余地はあるようです。

基本情報
住所Nuh’un Gemisi Doğal Sit Alanı:Üzengili Köyü,Doğubayazıt,Ağrı,Turkiye
その他情報
公式サイトhttps://agri.ktb.gov.tr/TR-122249/nuh39un-gemisi-izi.html
アクセスドウバヤズット中心部から車で1時間。テレチェケル村(Telçeker)とウゼンギリ村(Üzengili)村の間にあります。
[地図]
ギャラリー

※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

他の人はこんな記事も見ています