チェンベルリタシュの柱とハマム | イスタンブール

公開日 2023年10月21日 最終更新日 2023年10月21日

概要
チェンベルリタシュの柱/イスタンブール

チェンベルリタシュの丘の中心にある広場にあるチェンベルリタシュの柱(別名:コンスタンティヌスの柱)は、330年頃、コンスタンティヌス帝に敬意を表して、57メートルもあるこの柱を、ローマのアポロン神殿から持ち出し、ここに建てられたものです。

チェンベルリタシュの柱/イスタンブール

当初、この柱の上にはアポロン像がありましたが、その後皇帝の像になり、十字架になり、オスマン帝国時代や2010年頃の修復を経て現在のようになりました。チェンベルリタシュとは、この柱が鉄で輪のように補強されていることに由来する名前です。

どのへんに?って探してしまう

噂では、エルサレムのイエスの墓から遺物が持ち出されて埋められている、という話ですが…。もしそうなら巡礼地になりますね。本当かどうか謎のままです。

チェンベルリタシュ・ハマム/イスタンブール

柱の隣にあるこちらのチェンベルリタシュ・ハマム。ドラマの悪役(?)でお馴染み、セリム二世妻でありムラト三世の母であるヌールバヌ・スルタンが、1584年にオスマン帝国お抱え建築士であるミマール・シナンに依頼して建てられたもの。

アティキ・ヴァリデスルタン・モスク/ユスキュダル・イスタンブール

離れた場所にある、ユスキュダルのヴァーリデアティキスルタン・モスクの収入源となる複合施設の一部として建てられています。ドラマではいがみ合うヒュッレムの建てた“ハセキ・ヒュッレムスルタン・ハマム”と並ぶ、イスタンブールで指折りの歴史あるハマムなのだそうです。

ハセキ・スルタン・ハマム/イスタンブール

そんな超有名で歴史あるハマムだけあって、スタンダードな泡+オイルマッサージ付で2,000TL(約10,000円)とトルコのハマムとしては高級な方。行ったらみんなに自慢できます。いつか行ってみたい!

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