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イスタンブールの交通費はマスターカードまたはイスタンブールカードで

公開日 2021年7月20日 最終更新日 2023年10月16日

概要
2022年から利用開始のイスタンブールカード/Wikipedia

近年、欧州各都市ですでに導入されているマスターカードのタッチ決済が、イスタンブールやアンカラでも導入され始めました。イスタンブールでは2022年秋から順次導入されています。注意したいこととしては、運賃はイスタンブールカードで支払うより3倍ほどの値段になるということ。ニュースでも取り上げられていました。でも、専用のカードを購入しなくてもよいため、便利そうです。

例えば、メトロバスだと約23TLが60TLになります。さすがに少し高いですね。観光なら必要経費と考えられますが、毎日の通勤では大変です。イスタンブール観光に行くなら、マスターカードのマークがついているカードを必ず一枚ご持参することをおすすめします。

TORIKO
TORIKO

イスタンブール市とマスターカードが提携した“スマートシティ構想”の一環なのだそうです。ちなみに、アンカラも同じですが、アンカラは約20円ほどの差額です。

イスタンブールカードについて

大都市イスタンブールを観光するのに、イスタンブールカードは欠かせません。市営トラム・地下鉄・バス・船など、ほとんどの公共交通機関で有効です。イスタンブールに滞在して、3回以上公共交通機関に乗車するなら、各種割引が自動適用されるため、とてもお得になります。ただし、購入時にカード代を25TL(2022年現在)支払い、デポジットではないため戻りません。また、3年間一度も利用がない場合、カードは無効となります。

イスタンブールカード

“夕焼けのイスタンブールカード”が一般的なイスタンブールカードで、券売機で購入することができます。他には、市民向けのブルーカードと、「Bir/Uç/Beş/Yedi geç(1/3/5/7回券)」と書かれた使い捨てカードの3種類があり、こちらは主に観光客向けで15日間有効です。昨今は、アプリ版が登場し、NFCタッチ決済またはQRコード決済が可能になりました。イスタンブールカード改札機にかざすか、または、カードやスマホ画面のQRコードをかざすと、電子音で決済完了を知らせ、色は緑(または青・オレンジ)に点灯し残額が表示されます。赤く点灯した場合は残額不足のため、チャージが必要です。

イスタンブールカードの買い方とチャージ方法
イスタンブールカードの買い方
イスタンブールカードのチャージ方法

トラムヴァイやメトロ、船などの改札付近にある黄色いマシーンで購入します。イスタンブールカードの購入とチャージ、どちらも可能です。釣り銭は出ないので、お財布には小さめのお札をキープしてから購入を。チャージする場合は、黄色い券売機の前で上図の操作をするだけなので、簡単です。

イスタンブールカードのデポジット金額などについては、年々値上がりしているため、詳細はイスタンブールカード公式サイトをご覧ください。

※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

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