サビハ・ギョクチェン空港 | イスタンブール

公開日 2021年8月23日 最終更新日 2023年6月12日

概要

イスタンブールには、メインとなっているイスタンブール空港のほかに、国内線離発着が多いサビハ・ギョクチェン国際空港(Sabiha Gökçen Uluslararası Havalimanı)があります。ターキッシュ・エアラインズが運行している日本からの直行便は、イスタンブール空港に離発着するため、サビハ・ギョクチェン空港を利用する機会はあまりないかもしれません。カタール航空やエミレーツ航空などの中東系航空会社を利用してイスタンブール入りする場合は、サビハ・ギョクチェン空港に到着することが多く、国内線乗り継ぎで安いチケットを選択した場合、サビハ・ギョクチェン空港離発着となることも多いです。

サビハ・ギョクチェン国際空港/イスタンブール

サビハ・ギョクチェンとは、トルコ建国の父アタテュルクの養女で、世界初の女性パイロットとなった人物の名です。この空港は、ペガサス航空のハブ空港だったことや、国内線の離発着が多いこと、アジア側にあって、イスタンブール空港より交通の便が整っていて利用しやすいことなどの理由から、トルコ人が多く利用していて、年間2,500万人の利用者数を記録しています。日本でいうなら、サビハ・ギョクチェン空港は羽田、イスタンブール空港は成田、といったイメージです。イスタンブール空港より狭いためか、いつもとても混雑しているイメージのサビハには、34の搭乗口がありますが、ゲートから飛行機まではバスでの移動となることが多くあります。

サビハ・ギョクチェン国際空港/イスタンブール

アタテュルク国際空港が廃港し、イスタンブール空港が開港するのと同時に、ペガサス航空が拠点を移動しました。サビハ・ギョクチェンの利用者数は減少の一途をたどるのでは、と予想されていましたが、蓋を開けてみれば、国際便離発着が増え続けています。これも、アクセスがいい羽田が魅力的な理由と同じかもしれません。

カタール航空

サビハ・ギョクチェン空港に乗り入れているカタール航空は、2019年に累計搭乗人員が1億人を突破したと発表。同じ2019年には、マレーシア航空も新規乗り入れを開始したばかりです。今後もますます伸びていくことが予想されています。

サビハ・ギョクチェン国際空港/イスタンブール
サビハ・ギョクチェン国際空港/イスタンブール

国際線ターミナルには、スタバマクドナルドサブウェイシミット・サラユといった大手チェーン店やカフェのほか、ブランド品・タバコ・お酒が購入できる免税店も多く出店しています。銀行、レンタカー、会議室、エアポートホテルなどの施設も一通り充実していて、待ち時間には困りません。国内線にもカフェレストランやショップは多数あります。ただし、イスタンブール空港からサビハ・ギョクチェンまでの移動は遠くて時間を要するため、あまりおすすめできません。

基本情報
運行時間0:00-23:59
アクセスHavabüs/Havaist/路線バス
公式サイトhttps://www.sabihagokcen.aero/anasayfa
その他情報・地下鉄またはマルマライでアクセス
カドゥキョイからマルマライまたは地下鉄のいずれかを延長させる予定(2021年8月現在)

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