
ターキッシュバンとヴァン猫ハウス | トルコでしか会えない猫たち♡
公開日 2023年7月16日 最終更新日 2025年7月31日
概要

大の猫好きの私。トルコはまさに天国。その猫大国トルコには、純血種の猫たちがいます。

一つはターキッシュアンゴラで、もう一つが、今回ご紹介するターキッシュバンです。

ヴァンはトルコ東部にあり、トルコ最大の湖を保有します。一年の半年は雪に覆われ、とても寒い地域で、さらにヴァンは一日の気温差も大きい地域です。うちの猫はストーブの前から離れない派ですし、猫は相当な寒がり、というイメージ。なのに、ヴァンの猫はうまく対応して生き残ってきたんですね。

大きな耳。真っ白、または茶と白、黒と白のバイカラーの長い毛並み。いかにも快活そうな体。そして、何よりもこの瞳がとても特徴的です。

ターコイズブルーと琥珀色、左右異なる色の目を持ちます。または、琥珀色だけ、ブルーだけの猫ちゃんも。

歩く姿は、何にも怯えることなく、堂々と歩きます。しかも、温めのお湯で湯浴みもします。ターキッシュバンにぜひ会いたいとき、ヴァンにあるヴァン猫の家(トルコ語:ヴァン・ケディスィ・エヴィ/Van Kedisi Evi)に行くと、会うことができます。

ヴァンユズンジュ大学(Van Yüzüncü Yıl Üniversitesi)の研究センターにあるハウスは、中に入って触れ合うこともできます。

元々は、野山を歩き、湖で泳いで狩りをするアクティブなにゃんこなので、ハウスの中でも超元気。それに、人懐っこい。

連れて帰りたくなっちゃいますが、ヴァンより外に持ち出しは禁止。ただし、年間100匹のにゃんこがヴァンの外の里親に出されているそうです。アクティブだから広い庭が必要そうですが…。

3月の繁殖期は中に入れません。触れ合えるかどうか、事前に問い合わせをしてから行ったほうがよさそうです。

「保護ではなく虐待」という声もあり、「ターキッシュバンに会える貴重な施設」という声もあり、行くまで不安でしたが、行ってみると、猫たちは“すれて”なく懐っこかったので、習性的には物足りないかもだけど、それなりに良い環境なのだろう、と感じました。
基本情報
住所 | Van Yüzüncü Yıl Üniversitesi Van Kedisi Araştırma Merkezi: Zeve Kampüs Tuşba Van |
営業時間 | 10:30-18:30 |
料金 | 30TL(値上げされてる可能性大) |
ミュージアムカード | ー |
その他情報 | ー |
公式サイト | 【ターキッシュバン】【ヴァン猫ハウス】 |
アクセス | ヴァン市内中心部からドルムシュ乗車 [地図] |
特典・クーポン | ー |
ギャラリー
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。