イスタンブール最大の地下貯水池!地下宮殿 | 旧市街観光
公開日 2023年7月18日 最終更新日 2023年7月18日
概要
地下宮殿は、東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世(527~565)によって築かれた、地下貯水池です。約1万キロ平方メートルの広さに、約8万トンの水を貯めることができ、コンスタンティノープルで最大の貯水池でした。
この巨大な貯水池には、高さ9メートルある大理石の柱が336本建ち並ぶ様子から、「地下宮殿」と呼ばれてるように。地下宮殿で最も注目を集めるのは、メドゥーサの頭の柱。1980年代に行われた修復中に発見されたものなのだそうで、横向きと逆さま、2ヶ所あります。昔から、魔除けとして使われてきたギリシャ神話の女神なのだそうですが、間近で見るとちょっと怖いし、薄暗いから余計に恐ろしい…。
貯水池の目的は、城壁の外から水道をひき、皇帝の宮殿や周囲の施設へ、十分な水を供給するためでした。今も市内に残る水道橋を通って貯水する仕組みで、オスマン帝国が征服した後も使われていたようです。
地下宮殿では、しょちゅうイベントが開催されていて、レストランもあります。また、このような地下貯水池は、地下宮殿の近くに2ヶ所あり、そちらの方が穴場スポットですが、メドゥーサがいるのはここだけです。
基本情報
住所 | Yerebatan Sarnıcı Müzesi:Alemdar, Yerebatan Cd. 1/3,Fatih,İstanbul,Turkiye |
営業時間 | 9:00-19:00 ※時期により異なるためHPへ |
料金 | 190TL |
ミュージアムカード | ー |
その他情報 | ー |
公式サイト | http://yerebatansarnici.com/ |
アクセス | スルタンアフメット地区、徒歩圏内 [地図] |
特典・クーポン | ー |
ギャラリー
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。