ヒッタイト遺跡の街チョルム | トルコ旅行
公開日 2022年12月6日 最終更新日 2024年10月29日
地図
地域
黒海地域
人口
526,282人(2022年)
標高
820m
市外局番
364
概要
チョルムの歴史は古く、先史時代にはじめて人間が住み始めた頃までさかのぼりますが、なんといってもチョルムはヒッタイト帝国がはじまった場所です。インド・ヨーロッパ語族であるヒッタイトは、紀元前3000年の終わりに、少人数でコーカサスを通りアナトリアに入り、鉄の技術を持っていた地元の部族ハッティ族と交流。
アッシリア人に代わってヒッタイトがこの地を支配するようになり、ヒッタイト帝国が誕生。首都は「ハットゥサ」とよばれました。ハットゥサは、チョルム市ボアズカレ区にあり、チョルム観光のメインとなっています。
旅のプラン
チョルムの観光は、ヒッタイト遺跡群と、チョルム中心部にある考古学博物館が中心となりそう。これらの遺跡をまわるためには、どうしても車が必要です。または、地元の旅行会社が主催するツアーがあればそちらに参加するのが賢明だと思います。または、アンカラまたはカイセリでレンタカーをして、ガイドさんなしなら一日で4遺跡まわれます。ガイドさんありなら、ハットゥシャ&アラジャヒュユクを一日でまわるツアーがおすすめです。
主な観光スポット
名物料理
チョルムといえば、ひよこ豆の豆菓子“レブレビ/Leblebi”です。イスタンブールなどの他都市でも購入できる豆菓子ですが、チョルム生まれのお菓子なので、時間があればぜひ入手しておきたいもの。
700年近く前から食べられる、伝統的な豆菓子ですが、味のバリエーションが豊富です。スパイス、はちみつ等のベーシックなものや、近年は子どもが好きそうな、バナナやオレンジといったカラフルにチョコレートコーティングされたものもあり、ついつい買ってしまいます。
また、チョルムには、”チョルム・ベシュレリ/Çorum Beşli”とよばれるチョルムの冠婚葬祭で出される伝統的料理のほか、独自の食文化があります。
ネイチャー・スポット
地区一覧
チョルムの中心部は、チョルム/Çorum Merkeziです。
基本情報
アクセスと交通 | バス |
空港 | アマスヤ・メルジホン空港/Amasya Merzifon Havalimanı ※チョルムに空港はないため、隣接するアマスヤ空港が最寄り |
バスターミナル | チョルム都市間バスターミナル/Çorum Belediyesi Şehirlerarası Otobüs Terminali |
鉄道駅 | なし ※2030年までに高速鉄道YHTが開業予定 |
市内の交通 | ミニバス・ドルムシュ ※遺跡間移動は車またはタクシー |
動画 | |
公式サイト | https://corum.ktb.gov.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
※参照データ/TUİK,ESKİŞEHİR İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。