【エルズルム】ヤクティエ神学校/トルコ・イスラム芸術民族学博物館
公開日 2023年4月10日 最終更新日 2023年4月20日
概要
ヤクティエ神学校は、イルハン朝オルカイト皇帝の治世下、1310年ごろにガザンハンとボルガン・ハトゥンの依頼により、ジェマレッディン・ホジャ・ヤクット・ガザニによって建てられた、と王冠の門に記されています。同じくエルズルム市内にあるチフテ・ミナーレリ神学校と違い、中庭を含め全体が屋根で覆われています。この建築様式の神学校としては、アナトリアで最大規模を誇ります。
4つのイーワーンと、正面の王冠の門、三角錐の屋根があるミナレットが目を引きます。元々は、三角錐の屋根ではなく、バルコニーがあるミナレットだったようですが、今は見ることができません。それでも、イスラム教を象徴する幾何学模様と、色鮮やかなターコイズブルーの塔は必見です。また、ミナレット以外にも、石に刻まれた見事な動物のモチーフなど、細やかな装飾も見どころです。1994年からはトルコ・イスラム芸術民族学博物館として開かれ、当時の神学校での学びの様子などが人形を使って展示されています。
基本情報
住所 | Yakutiye Medresesi Türk İslam Eserleri ve Etnografya Müzesi:Lalapaşa,Yakutiye,Erzurum,Turkiye |
営業時間 | 8:00-17:00 ※時期により19:00閉館の場合あり |
料金 | 40TL |
ミュージアムカード | 可 |
その他情報 | ー |
公式サイト | https://www.kulturportali.gov.tr/turkiye/erzurum/gezilecekyer/yakutiye-medresesi |
アクセス | エルズルム中心部から徒歩圏内 [地図] |
特典・クーポン | ー |
ギャラリー
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。