アランヤと地中海を一望！アランヤ城塞

公開日 2022年12月24日 最終更新日 2024年2月22日

概要

アランヤ城は、アランヤにある小さな半島のすべてをカバーする、おおよそ10ヘクタールある巨大な城塞です。城はこの半島の西側にあり、クレオパトラビーチからも城壁の一部を見ることができます。

半島の中央の高い部分には内城（イチカレ・エーメデキ）があり、東側の港にはレッド・タワーとよばれる塔があります。これらの城塞の壁はおよそ6.5kmにもおよび、ところどころにビザンチン帝国時代に建てられた円形の塔があります。

アランヤ城の歴史は古く、紀元前3世紀ごろに初めて建設されたとされています。突き出た半島は、海賊が活躍するにはとてもよい立地であったため、ローマ帝国が支配下に置くまでの間、この地を支配していたのは海賊や逆賊たちです。ローマ帝国が海賊からこの地を取り戻した後、ビザンチン帝国、ルーム・セルジューク朝、オスマン帝国と支配者がかわっても、この地は戦略的に重要な港であり続け、船乗りたちの集まる港でした。

有料で見学するアランヤ城内には、セルジューク朝時代の宮殿、教会、遺跡などが残されていて、断崖絶壁の景色はフォトスポットとしてもおすすめです。ここから眺める夕日は絶景。西側のこの城塞と東側のレッド・タワーは有料ですが、ケーブルカーであがる内城は無料で見学ができます。スレイマニエ・モスクなどが残されていて、絶好の散策スポットです。

基本情報

ギャラリー

アランヤ城塞からの夕日／アンタルヤ

アランヤ城塞から眺める地中海／アンタルヤ

アランヤ城がある半島／アンタルヤ

アランヤ城塞から眺める地中海とグレット（ブルークルーズ）／アンタルヤ

アランヤ城塞内の教会／アンタルヤ

アランヤ城塞内にある宮殿跡／アンタルヤ

アランヤ城とパラグライダー／アンタルヤ

※この記事は、登録日（最終更新日）時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット（お店）の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。