アンタルヤのカシュにある有名な遺跡とビーチ!パタラ

公開日 2022年12月31日 最終更新日 2024年3月22日

概要
パタラ遺跡
パタラ遺跡の劇場/カルカン・カシュ・アンタルヤ

モンテスキューは、著書『法の精神』の中で、リュキア連邦の政府形態を”共和国の最も完璧な例”と記しています。そのリュキア連邦の都市国家の中枢となっていたパタラは、リュキアの主要6大都市のうちの一つとされていて、リュキア最古の都市であり首都でもあります。連邦の国会にあたる会議は、劇場の北にある国会議事堂で行われていました。

パタラ遺跡の国会議事堂
パタラ遺跡の国会議事堂

その後、ローマ帝国の属州となり、パンフィリアに吸収された後も、総督府がおかれる重要な海軍基地であり首都でした。パタラはまた、宗教的にも重要な役割を担っていました。リュキア時代には、荘厳なアポロン神殿があったことでも知られています。

こちらはミラ遺跡にある聖ニコラウス教会/デムレ・アンタルヤ

パタラには多くのキリスト教徒が巡礼に訪れていますが、世界中でサンタクロースとして知られている聖ニコラウスは、ここパタラで生まれ、その後ミラで大司教になっていることや、パタラのエウデモス大司教が、キリスト教にとって重要な公会議の一つであるニカイア公会議(ニケーア公会議)にて署名をしていることがあげられます。

パタラ遺跡の劇場/カルカン・カシュ・アンタルヤ

パタラを含む各都市は、アラブ人の侵攻によって滅んでしまいますが、パタラは侵攻後も捨てられることはありませんでした。人々が住み続けた結果、実に4,000年にも渡って都市であり続けたのです。

砂丘に埋もれるパタラ遺跡/カルカン・カシュ・アンタルヤ

現在、パタラ遺跡は修復作業が行われ、砂に埋もれていた1万人収容可能な劇場、国会議事堂などが復元されています。遺跡には他にも、ハーバー通り、凱旋門、灯台、複数のハマム、教会、城塞とされる建物などが発掘されていて、修復が待たれています。

パタラビーチと砂丘
パタラ・ビーチ/カルカン・カシュ・アンタルヤ

パタラがあるアンタルヤカシュカルカン地区は、遺跡とビーチの街です。遺跡の隣には、アメリカのタイムズ紙でベストオブビーチに選ばれたことがあるパタラ・ビーチがあります。ビーチはおよそ18kmにもおよぶ砂浜で、何百年にもわたりカレッタカレッタとよばれるウミガメの産卵地となっています。

パタラ砂丘/カルカン・カシュ・アンタルヤ

パタラ・ビーチの近くには砂が積み上がり、砂丘になっています。特に晴天の夕方には多くの人が集まります。美しい砂丘ですが、これらの砂は、アポロン神殿をはじめとする数々の遺跡のほとんどを埋もれさせてしまっており、発掘が待たれています。

基本情報
住所Patara Örenyeri ve Plajı:Gelemiş Mahallesi Örenyeri Sokak No:1 Kalkan,Kaş,Antalya
営業時間8:00-17:00
※チケット販売は30分前まで。
※時期により19:00または17:30閉場。
※パタラ・ビーチの入場可能時間は7:00-20:00。夏以外は変更となっている可能性があり。
料金90TL
ミュージアムカード
その他情報
公式サイトhttps://www.kulturportali.gov.tr/turkiye/antalya/gezilecekyer/patara
アクセスカシュまたはカルカンからミニバス。
[地図]
特典・クーポン
ギャラリー

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