イスタンブールから日帰りクルーズツアー!プリンスィズ(プリンス)諸島のブユック島
公開日 2023年3月14日 最終更新日 2023年9月21日
地図
概要
プリンスィズ(プリンセス)諸島は、イスタンブールからクルーズ船に乗っておよそ2時間で到着する、イスタンブールに最も近いリゾートアイランドです。マルマラ海に浮かぶ島々は、「アダラル/Adalar」「プレンス・アダラル/Prens Adaları」(日本では「プリンスィズ諸島」「プリンス諸島」)とよばれています。
プリンスィズ諸島は、個人所有の島も含めると9つの島々で構成されていて、観光で行くのは、ブユック島、ヘイベリ島、ブルガズ島、クナル島、セデファ島あたり。その中で、最大面積のブユック島(Büyük Ada)が中心となる島です。
この島が「皇子の島」とよばれているのは、ビザンチン帝国時代からオスマン帝国にかけて、皇子などの皇族を住まわせていたからです。いわゆる、体の良い追放です…。
皇子たちの他、多くの著名人や上流階級の別荘や邸宅(トルコ語:キョシュク/Köşk)がありました。ギリシャ・アルメニア・ユダヤ・トルコ人が共生していたため、残された教会やモスクが、島内に点在。それらの風情ある邸宅や教会などの観光スポットも人気の理由です。
酷使された馬の代わりに電気自動車へ
ブユック島での観光といえば、以前は馬車が主流でした。石畳を歩く馬の蹄の音は、とても風情を感じさせてくれたものです。しかし、馬に病が流行したことや、過酷な環境下で働かされていることを懸念する声が多かったことから、イスタンブール市は馬車の使用を禁止。馬車に代わって登場したのが、電気自動車です。電気自動車は、イスタンブール市交通局が管轄しています。
市が管理していることから運賃は安く、料金は1台あたり12TL〜(2023年9月現在)利用可能です。
旅のプラン
ブユック島に到着してすぐの桟橋周辺には、海を眺めながら一息つけるカフェやレストランが並んでいるので、ここで休憩もいいですね。
歩いてまわるには距離があるため、島を観光する足は、レンタサイクルか電気自動車かタクシーのいずれかを利用します。健脚なら、断然レンタサイクルがおすすめです。桟橋近くには複数のレンタサイクルショップがあり、お花が飾ってあったりする自転車(トルコ語:ビシクレト/bisiklet)を借りることができます。
自転車を借りたら、まずは、ニザム地区へ向かうか、または、アヤヨルギ教会方面へと向かうのがおすすめです。けっこうな坂道ですが、がんばって登れば見晴らしのいい景色が待っています。
おすすめのスポット
- ブユック島で最長砂浜を誇るハリク湾ビーチ(Halik Koyu Plajı)と、ビーチの上にあるレストラン・エスキバーウ・テラス・レストラン(Eskibağ Teras Restaurant)のテラス席でのランチやディナーを。
- ブユック島に宿泊するなら、桟橋や共和国広場に近い、ティアラ・ブユックアダ・ホテル、ブユックアダ・スプレンディド・パレス・ホテルがラグジュアリーなホテルとして人気。
- 桟橋近くにある会員制のホテルアナドル・クラブ(Anadolu Kulubu)は、トルコ建国の父アタテュルクが療養のため何度も訪れていて、アナドル・クラブの海側には、アタテュルク専用のエレベーターが。
主な観光スポット
写真で見るプリンスィズ(プリンセス)諸島
基本情報
アクセス | フェリー |
エリア内の交通 | 徒歩/自転車/電気自動車 |
動画 | |
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その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
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