公開日 2023年3月5日 最終更新日 2024年4月8日
概要
イスタンブールのエユップスルタン区がイスラム教徒の巡礼地となるのは、コンスタンティノープルを陥落させた、オスマン帝国皇帝メフメト2世以降のことです。それまでは、コンスタンティノープルの城壁の外にある墓地として利用されていました。
エユップスルタンにある最も有名なモスク、エユップ・スルタン・モスクは、コンスタンティノープルを征服したメフメト2世の命によって建てられました。イスラム教の預言者ムハンマドの親友アブ・アイユブ・アル・アンサリ（Abu Ayyub al-Ansari）は、コンスタンティノープルで赤痢のためなくなり、死後、ムハンマドの聖遺物とともにエユップに葬られました。彼が眠る場所は、エユップ・スルタン・モスクとなっていて、多くの巡礼者が訪れています。
このモスクが建設されて以降、「彼の近くに埋葬されたい」という希望者が後を絶たず、現在見られるように墓地で埋め尽くされる丘となったそうです。
日本なら、「空海とともに在りたい」と願った武将たちが眠る、高野山を思い出させる風景かもしれません。
基本情報
| 住所 | Eyüp Sultan Camii:Eyüp Merkez,Eyüpsultan,İstanbul,Turkiye |
| 営業時間 | ー |
| その他情報 | ー |
| 公式サイト | https://www.eyupsultan.bel.tr/tr/main/pages/eyup-sultan-camii/945 |
| アクセス | トラムヴァイのT5路線乗車、Eyüpsultan Teleferik（エユップスルタン・テレフェリッキ）駅下車。 [地図] |
| 特典・クーポン | ー |
ギャラリー
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