アランヤのシンボルへ!レッド・タワーと造船所

公開日 2022年12月24日 最終更新日 2024年2月22日

概要

ヨット・ハーバーのすぐ隣にあるレッド・タワーはアランヤの象徴です。この塔からは、ターコイズブルーの地中海と城壁、緑豊かな斜面に並ぶアランヤの別荘などを360度眺めることができます。

アランヤ・ハーバーとレッド・タワー/アンタルヤ

塔は、ルーム・セルジューク朝時代の1226 年にカイクバード1世によって城塞に追加されたものです。八角形をしていて、高さ33メートルほど。赤いレンガを使っていることから、通称レッド・タワーとよばれています。

アランヤの造船所/アンタルヤ

1階は民族学博物館として使用されていて、ローマ帝国がアランヤを獲得した記念コインなどを見ることができます。塔に守られるようにしてつくられた造船所は、ルームセルジューク朝からオスマン帝国時代にかけて大活躍だったそうです。

レッド・タワー
アランヤのレッド・タワー内部
アランヤのレッド・タワー内部

レッドタワーの屋上に行くためには、螺旋階段を上がっていきます。中はきれいに整えられ、ライトアップされていて幻想的な雰囲気。途中で階段の外に出ることができ、少しだけの区間ではありますが、壁の中を歩くことができます。

アランヤのレッド・タワー内部
アランヤ・レッド・タワーで壁の内側を歩く

螺旋階段を登りきったら、そこは屋上です。さらに階段をあがって上に行くこともできます。

アランヤのレッド・タワー内部/アンタルヤ

アランヤを一望するそのすばらしい景色は、ぜひご自身の目でご覧ください。

造船所
アランヤの造船所/アンタルヤ

レッド・タワーに入らず、城壁沿いに歩いていくとあるのが、レンガ造りの5つのアーチがある建物です。ルーム・セルジューク朝時代から1960年代までに利用されていた造船所で、現在は船の博物館として公開されています。造船や修理・管理だけでなく、海賊や敵の軍艦からの避難先として使われていました。造船内部は整備されていて、ウッドデッキが整備を歩きながら当時の船造りの様子を順に見学することができます。

アランヤの造船所へ向かう道
アランヤのレッド・タワーから眺める造船所

造船所には、壁づたいに5〜10分ほど歩いていくことになります。途中、模造した砲台がおいてあるなど、訪問者を飽きさせませんが、何よりも壁の内側から見るアランヤのターコイズブルーの海が見どころです。

基本情報
住所Alanya Kızıl kule ve Tersanesi:Çarşı, İskele Cd. No:102,Alanya,Antalya,Türkiye
営業時間8:30-17:30
料金10TL
ミュージアムカード
その他情報・レッド・タワーのすぐ目の前の海中に、ローマ時代の造船所跡が発見されたとの報道があります。(2022/10)
・アランヤ城塞についての記事はこちら
・アランヤ・ケーブルカーについての記事はこちら
・アランヤ・イチカレ/エーメデキについての記事はこちら
公式サイトレッド・タワー】【造船所
アクセスハーバーからすぐ。
[地図]
特典・クーポン
ギャラリー

※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

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