トルコにある聖山オリンポス!アンタルヤのタフタル山へ

公開日 2023年1月1日 最終更新日 2024年3月26日

概要

ケメルのビーチからもその雄大な姿を見せてくれるタフタル山は、標高2365mで、4つの山脈で構成されるトロス山脈のうち、ベイ山脈(ベイダーラル)に属しています。

ファセリス湾とタフタル(オリンポス)山/ケメル・アンタルヤ

タフタル山には、ギリシャ神話の神ゼウスと妻ヘラなどの神々が住まう宮があるとされ、オリンポスとよばれてきました。このタフタル山(オリンポス)と麓の海岸などは、ベイ山脈沿岸国立公園(Olympos-Beydağları Sahil Milli Parkıとして国の保護下にありあります。

冬のオリンポス(タフタル)山/ケメル・アンタルヤ

11月〜5月末ごろまでの冬季は、スキー場がオープン。ケメルのビーチからとても近いスキー場として知られています。また、オリンパスが後援している”The Olimpos Sky and Science Festival”は、晴れた夜空が多いという理由から、年に一度ここで開催されています。

オリンポス・ケーブルカーで頂上へ
オリンポス・ケーブルカー
オリンポス・ケーブルカー

山頂まではケーブルカーに乗車していくことができます。オリンポス・ケーブルカーは、1908年に営業を開始した、世界で二番目・ヨーロッパで最長を誇るケーブルカーです。スイス製の80人乗りのゴンドラに乗車したら、頂上まではおよそ10分強。頂上からは、ターコイズコーストが一望できるパノラマビューを楽しむことができます。

夏のオリンポス(タフタル)山/ケメル・アンタルヤ

心配なのはお天気ですが、地中海性気候のアンタルヤは、年間300日快晴であるため、景色は期待がもてます。山頂は夏でも10度を下回るので、上着を一枚多めに持参しましょう。タフタル山では、パラグライダー体験ツアーも人気です。

オリンポス山のリュキア・ウェイ/ケメル・アンタルヤ

あえてケーブルカーを利用せず、トッレッキングでの登頂も可能です。トレッキング道は、リュキア王国時代から使われていた古道で、“リュキア道/英語:Lycian Way/トルコ語:Likya Yolu”として知られています。地中海地方のテケ半島にあるリュキアの都市巡りを、ログハウスやキャンプ場に宿泊して、満天の星空を眺める旅が欧米人に人気です。

基本情報
住所Tahtalı Dağı:Beycik,Kmer,Antalya,Turkiye
営業時間9:30-16:30
※季節によるため、詳細はオリンポス・ケーブルカー公式サイトへ。
料金往復30USドル
その他情報
公式サイトhttps://www.kemer.bel.tr/tr/tarihi-yerler/tahtali-dagi.html
アクセスケメル中心部からオリンポス・ケーブルカーまで車で30分。アンタルヤからバスまたは海上バスで来る場合は乗り継ぎが必要。詳細はオリンポス・ケーブルカー公式サイトへ。
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