トルコのヴェネツィア!?ポルスク川でゴンドラと川下り

公開日 2022年5月14日 最終更新日 2023年6月11日

概要

エスキシェヒル市の中心部を流れるポルスク川(ポルスク・チャユ/Porsuk Çayı)は、全長488kmあって、エスキシェヒル中心部を南から北へ流れています。この川沿いは、観光客にも市民にも、なくてはならない憩いの場アダラル(Adalar)エリアとよばれていて、こだわりぬいた遊歩道です。

ポルスク川と橋/エスキシェヒル

行政によって整備されたのは、川沿いの遊歩道や緑だけではありません。アダラルとは島々という意味なのですが、川には人工的な島を造ってより美しい景観を作り出したのだそうです。島の周辺には、噴水もあって、夜はライトアップされます。川に架かる橋は、一つ一つ違うタイプの橋です。いろいろな風情を楽しむことができるので、多くの観光客がカメラを構えます。

キョプリュバシュ桟橋付近/エスキシェヒル

歩けば「まるでアムステルダムを歩いているかのよう」で、ボートに乗れば「まるでヴェネチアにいるよう」と称されるエスキシェヒル。実際歩いてみると、う〜んやっぱりトルコっぽい。なんといってもスパイスの香りがそこかしこでしてくるし、人はフレンドリーだからです。開放的で友好的でもてなしの心を大切にする、真面目なトルコ人たち。そんな雰囲気をエスキシェヒルで感じることができます。

ゴンドラ&ボートツアー
エスキシェヒルのポルスク川

ポルスク川では、ゴンドラやボートで川下りが楽しめます。これはエスキシェヒル観光の目玉の一つです。ボートやゴンドラは、ギョプリュ・バシュ桟橋からケント・パークまで乗船することができます。時間に余裕がある場合はゴンドラに乗船してみるのもいいかもしれません。片道およそ600円程度+チップ代です。ゆったりと、川辺の街並みや、橋や、こちらに手をふる人に手を振替したりして、なかなかいい思い出になります。エスキシェヒルはよく、「トルコのヴェネツィア」と称されますが、ここに由来しているのですね。

ポルスク川とゴンドラ/エスキシェヒル

または、同じくエスキシェヒル市が運行しているEsbot(エスボト)とよばれるボートに乗船して川下りもできます。こちらは地元の人も利用しているようですが、ボートのほうが所要時間が短いので、時間などが限られている場合にはこちらがおすすめです。ゴンドラ・ツアーと同じく、キョプリュ・バシュ桟橋から発着していて、ケント・パークまで、一日4~8便運航しています。

ポルスク川/エスキシェヒル

平日はかなり便数が少ないので、ボートの時間を確認してから、散歩やお茶やランチに行くとちょうどいいかもしれません。観光客で混雑しているアダラル地区の中でも、特に飲食店などが集まっている桟橋付近までは、駅から徒歩10分ほどの距離です。

基本情報/ESBOT TURU
住所ESBOT TURU:Arifiye, İletişim Sk. No:5, Odunpazarı,Eskişehir, Turkiye
営業時間13:00〜18:00まで運行
※春〜夏の週末のみ20:00まで運行
料金ボート:15TL
ゴンドラ:75TL
※料金は年毎または状況によって変動
クレジットカード不可
ミュージアムカード不可
その他情報・料金や時刻はエスキシェヒル市が毎年決定
・ボートツアーの所要時間は15分
・ゴンドラは最大4人まで同乗可
・ゴンドラは春夏のみ運行
公式サイトhttps://www.eskisehir.bel.tr/sayfalar.php?sayfalar_id=61
アクセス桟橋近くにツアー申込所があります。トラムで行く場合は、Çarşı(チャルシュ)停留所で下車。
[地図]
特典・クーポン
ギャラリー

※参照元:エスキシェヒル市公式サイト(https://eskisehir.ktb.gov.tr/TR-158914/genel-bilgiler.html)/トルコ文化観光省公式サイト(https://eskisehir.ktb.gov.tr/TR-158580/sakariilica-kaplicalari.html)
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

他の人はこんな記事も見ています