カルスにある鉛筆のようなモスク“キュンベット・モスク”
公開日 2022年11月15日 最終更新日 2024年2月11日
概要
カルス城の南には、えんぴつ型のキュンベット・モスクがあります。アルメニア教会として、932年から937年の間に建てられたそうです。1064年、アラブ人の支配下でこの教会はモスクに改修され、キュンベット・モスクと名付けられました。
次に、カルスがロシアの支配下に入ると、ロシア正教会として利用されることに。1964年には、トルコの政教分離施策によって博物館となり、発掘調査で出土したものを所蔵・展示していました。1993年からは現役のモスクとして利用されています。
アルメニア教会特有のえんぴつ型の建築物は、トルコ国内ではカルスやアニ遺跡のほかにも、エルズルムなどの他都市でも広く見られます。
カルス城とともに、カルス市内中心部の観光ハイライトであり、エヴリヤ・モスクから写すカルスの街はとても印象的です。キュンベット・モスクの隣には、ウル・モスクと、メヴラーナ教団の偉人の一人であるハサン・ハラカニの霊廟およびエヴリヤ・モスクがあります。
基本情報
住所 | Kümbet Camii:Kaleiçi Mahallesi, Merkez,Kars,Turkiye |
営業時間 | ー |
その他情報 | ー |
公式サイト | https://www.kulturportali.gov.tr/turkiye/kars/gezilecekyer/12-havarler-klses |
アクセス | カルス市内中心部から徒歩圏内。 [地図] |
特典・クーポン | ー |
ギャラリー
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