アンタルヤの旧市街カレイチ地区 | トルコ旅行

公開日 2023年1月16日 最終更新日 2023年5月31日

概要
カレイチの城壁/ムラトパシャ・アンタルヤ

アンタルヤ旧市街は、”城の内側”を意味するカレイチ/Kaleiçiとよばれています。もともとアンタルヤは、ペルガモン王国のアッタロス二世によってその基礎が築かれた都市ですが、ペルガモンが滅んでからは海賊に支配され、のちに海賊から奪還したローマ帝国の支配下となります。ローマ帝国時代、ハドリアヌスが訪れたことを機に繁栄をし、カレイチには、神殿やアゴラや浴場などが建設されていました。馬蹄形をした城壁には、およそ80の塔があったとされます。

カレイチ・マリーナ近くのレストラン/ムラトパシャ・アンタルヤ

その後、テュルク民族がこの地に入ってから一気に近代化。そのさい、ほとんどの建物や城壁は取り壊されてその上に建物が建築されたため、遺跡の多くは残念ながら見ることができません。それでも、残された城壁をうまく利用したカフェレストランや公園などが旧市街には多数あり、街歩きをしているとそこかしこに城壁の一部を見ることができます。

カレイチ・パノラミック・エレベーターからの眺望/ムラトパシャ・アンタルヤ

旧市街の中心を担っているのは、トラムのカレカプ/Kalekapı駅界隈、カレカプス広場周辺です。アンタルヤのシンボルである時計塔、イーヴリの塔、テケリ・メフメト・パシャモスクの塔の3つの塔があり、カレイチとマリーナを結ぶガラス張りのエレベーターからは、城壁内部にぎっしりと詰まった家々や建物およそ3,000棟と、カレイチ・マリーナの眺望を楽しめます。

主な観光スポット
テクリ・メフメトパシャ・モスク
カラタイ神学校

※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

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