キリスト教徒の隠れ家!メルシンのアラハン修道院

公開日 2023年2月23日 最終更新日 2024年4月5日

概要

アラハン修道院は、メルシン市ムト区のトロス山脈の中腹にあるギョクス渓谷の断崖にあります。キリスト教徒を迫害から守るため、440〜442年ごろまでの間に建てられた修道院です。

アラハン修道院/ムト・メルシン

当時、聖パウロバルナバは、アナトリアにキリスト教を布教するとともに、弾圧と殺害から人々を守るため、洞窟などへ入って隠れ、礼拝をするよう勧めていました。この修道院もその一つで、聖パウロとバルナバが滞在した、とされている場所です。

アラハン修道院/ムト・メルシン

アラハン修道院は西方教会、僧院、東方教会、岩に彫られた僧侶の部屋、および霊廟があわさった複合施設です。

アラハン修道院/ムト・メルシン

教会の建物は現役の施設ではないため少し荒れていますが、イスタンブールアヤソフィア・モスクと似ている構造を持っています。天使たち、ライオン、鷲と牛のシンボル、聖書の描写、ブドウ、魚などのモチーフが豊富に描かれている壁にも注目です。

基本情報
住所Alahan Manastırı:Geçimli, Mut,Mersin,Turkiye
営業時間8:00-16:45
※時期により19:00閉場の場合あり
料金無料
その他情報
公式サイトhttp://www.mut.gov.tr/alahan-manastiri
アクセスメルシン中心部から車で約3時間
[地図]
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