ルーム・セルジューク朝の首都コンヤ | トルコ旅行
公開日 2022年11月10日 最終更新日 2023年10月12日
地図
地域
中央アナトリア地域
人口
2,296,347人(2022年)
標高
1,026m
市外局番
332
概要
コンヤ市はトルコで最大面積を保有し、人口は全国で6番目に多く、中央アナトリア地域ではアンカラに次ぐ大都市です。大陸性気候の盆地のため、夏暑く冬寒い気候で、とても乾燥しています。コンヤ市の周辺には広大な農地が広がっていて、農業の盛んな都市でもあり、世界中に製品を輸出する工業都市でもあります。
先史時代6500年前ごろの集落遺跡チャタル・ヒュユク遺跡は、コンヤの郊外で発見され、ユネスコ世界遺産に登録されました。今もなお、世界中の名だたる大学が協力し発掘が進められています。
1076年からおよそ200年間、コンヤはルーム・セルジューク朝の首都でした。後にカラマンの首都を経て、オスマン帝国の領地におさまります。ルーム・セルジューク朝時代には、およそ5万人が住み、7つの大きなモスクがあったとされています。
コンヤを語る上で外せないのは、メヴラーナ・ジェラレッディン・ルーミーの存在です。イスラム神秘主義を生み出したメヴラーナは、偉大なる師であった父とともに、現アフガニスタンからコンヤへ移住し、多くの教典と弟子たちとを育みました。現代でも、宗教の区別なく多くの人々に愛される偉大な人物です。
旅のプラン
コンヤは、カッパドキアとアンカラの間に位置しています。カッパドキアからだとツアー参加が必要ですが、アンカラからなら、高速鉄道YHTが開通しているので、日帰りもOK。どうしても外せないのは、メヴラーナ博物館とコンヤ・ピデ(またはフルンケバブ)ですから、日帰りでも十分そう。チャタル・ヒュユクも行くなら、アクセスが不便なので一泊は必要です。
街歩きで中心に考えるのは、アッラーディーン・モスクがあるアッラーディンヒルパークです。ここがトラムやバスの乗り換え地点になっています。
実際に実行したことはないですが、時刻表通りにYHTが動き、かつ、予約に空席があれば、イスタンブールから日帰りもOKになります
。
イスタンブールのペンディキ駅(Pendik istasyonu)から、7:30発の高速列車YHTに乗車。コンヤ着は11:46。駅からはバスまたはタクシーで博物館まで移動。徒歩だと20分ほど。
到着したらピデかフルンケバブを食べて、メヴラーナ博物館を見て帰る、という行程です。
※Pendik istasyonuは地下鉄M4の駅。同駅乗り換えで便利。詳しくは、TCDD公式サイトでご確認ください。
主な観光スポット
中心部
郊外
名物料理
ネイチャー・スポット
地区一覧
コンヤの中心部は、カラタイ/Karatay、メラム/Meram、セルチュクル/Selçukluです。
基本情報
アクセスと交通 | 鉄道・YHT/飛行機/バス |
空港 | コンヤ空港/Konya Havalimanı |
バスターミナル | コンヤ・バスターミナル/Konya Şehirlerarası Otobüs Terminali |
鉄道駅 | コンヤ・セルチュクル・YHT駅/Konya Selçuklu YHT istasyonu コンヤ駅/Konya Tren Garı ※YHT駅とコンヤ駅はバスで30分ほどの距離。国鉄の駅舎から博物館までは、徒歩40分の距離で、市バスが走っています |
市内の交通 | バス/トラム/ミニバス・ドルムシュ ※コンヤ市交通局ATUSが運営しているトラムは2路線あり、ALAADDİN(アッラーディーン)停留所が乗換駅。 ※詳細は、コンヤ市交通局公式サイトへ。 |
動画 | |
公式サイト | http://www.konya.gov.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
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