公開日 2023年2月6日 最終更新日 2024年4月2日
概要
ドウバヤズットを旅する目的の一つは、このイシャクパシャ宮殿にある、といっても過言ではないほどです。
ドウバヤズット中心部から7km離れた山の頂にある宮殿は、第一次世界大戦まで現役で使われていた宮殿で、州知事が執務をとっていました。1685年に建築が開始され、99年の月日をかけて完成させた“完全な宮殿”と称されています。
建物の一部は3階建てになっていて、ハーレム、貧しい人へスープを配るためのキッチン、ハマム、会議室、娯楽施設、法廷、モスク、王と執事の部屋、武器庫、バックギャモンの部屋などがあります。寒いこの地を豊かに暮らすための暖房もきちんと考えられた設計なのだそうです。
壁や門に彫られた、幾何学模様や花やフルーツのモチーフが美しく、写真を何枚も重ねて撮ってしまうほどです。
アナトリア半島の東の果てにある、この素晴らしい宮殿がここまで立派であるのは、イスタンブールにあった中央政権へ、ドウバヤズットの力を示すという、重要な意味がこめられていたそうです。
基本情報
| 住所 | İshak Paşa Sarayı:Yukarı tavla Köyü,Doğubayazıt,Ağrı |
| 営業時間 | 8:30-17:00 ※チケット販売は30分前まで ※時期により19:00閉場の場合あり |
| 料金 | 3EURO |
| ミュージアムカード | 可 |
| その他情報 | ー |
| 公式サイト | https://agri.ktb.gov.tr/TR-122247/ishak-pasa-sarayi.html |
| アクセス | ドウバヤズット中心部からミニバス乗車、約10分 [地図] |
| 特典・クーポン | ー |
ギャラリー
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