公開日 2023年4月11日 最終更新日 2023年4月16日
概要
ボレキとともに、ポアチャ（Poaça）はトルコを代表するペストリーです。ポアチャは、さくっとした食感が楽しめるトルコ版のスコーンとも、ソフトな発酵生地で作られたパンともよばれます。酵母を使って発酵させた生地には、バターやマーガリンを使い、生地の中に、チーズを入れ、卵液を塗って胡麻を振りかけるのが王道レシピです。チャイにとてもよくあう”おやつパン”は、色や形も食感もさまざまで種類豊富です。トルコでは、奥様同士のお茶会は欠かせないイベントですが、ポアチャはボレキとともに、お茶会メニューの定番です。一つ一つが小さめで軽いので、ついつい何個も食べてしまいがちですが、脂質・糖質ともに高く、高カロリーのため、食べすぎには注意のペストリーです。
似たような材料で作るペストリーとしては、”アチマ（Açma）”や”アイ・チョレイ（Ay Çoreği）”などがあります。これらも使用する材料や作り方は似ているため、”ポアチャ”とよばれますが、王道ポアチャとの違いは色々な説があるものの、結局は「中にチーズなどが入っているかどうか」にあり、または、「ねじってあるかどうか」「月のような形をしているかどうか」といった形による違いのように思います。
ギャラリー
※この記事は、登録日（最終更新日）時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット（お店）の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。
