トルコの南東部の国境付近には近寄らないほうがいいです

公開日 2025年1月2日 最終更新日 2025年1月2日

とあるYouTuberさんで、一人南東部を歩いて旅行(かな?)されている方がいらっしゃり、しかも、徒歩でイラン国境を超えてトルコ入国という、果敢なチャレンジをUPされていました。さらに驚くことに、トルコ軍とちょっとだけ「いざこざ」があったという、その状況にいろいろな意味でびっくり。

素晴らしい挑戦に応援したい気持ちが湧いてくるいっぽうで、心配にもなり…。そんな方はなかなかいないと思いますが、すべては自己責任であり覚悟が必要である、トルコの状況をちょっとだけ、お知らせしたくなってしまいました。

トルコの東部・南東アナトリア地域は、外務省の海外安全ホームページにある通り、全域が『レベル1:十分注意』のエリアです。テロリストとされるPKKが活動するエリアはレベル2-4、イラン国境付近もレベル4で、どのような事情でも、国境付近には足を踏み入れるべきではないと思います。

何かあった場合は自己責任であることはもちろんですが、自分の親族、ひいては、双方の国や政府に大変な迷惑をかけることになります。

トルコ軍

トルコはどこでも検問やセキュリティチェックが厳格です。地理的、歴史的、民族的状況を鑑みて、それは当然のことです。

いくら親日国とはいえども、トルコ軍だって命がけで国と国民を守っているわけですから、一風変わったおかしな人がいたら、何をされても文句を言えません。

毎日のように、「シリア・イラク領土内で、テロリストが◯人無力化された」とのニュースが流れます。戦時下にあるわけでは決してありませんが、トルコの置かれた状況を調べて、それらを理解した上で旅をするということは、私達日本人ができる最低限のマナーではないかと思います。

NTV

トルコを安全に旅行できるのは、トルコ軍や警察が厳格に検問をしてくれているからで、特に、アナトリアの東側のエリアは、テロに関わる可能性がある人々が多く住んでいる、とされていることから、西側よりも厳格に実施されているように思います。

シリアとトルコの国境付近

つい、書かずにはおれませんでした…。また「平和ボケした日本人」とか言われるの腹立たしいからですね笑。

普通に旅したら、(特に西側では)そんなことにはなりませんので大丈夫です。
\(^o^)/

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