ディヤルバクルのジャーヒット・ストゥク・タランジュ博物館

公開日 2022年11月13日 最終更新日 2024年2月7日

概要

トルコで有名な詩人であり、以前は10リラ紙幣の顔であった、ジャーヒット・ストゥク・タランジュの生家は、出身地であるディヤルバクルにあります。失礼ながら、全く知らない詩人ですが、彼の生まれた家は、ディヤルバクルの名家の一つで、トルコ建築の初期の貴重な建物で、現在は、カフェが併設されている博物館として開かれています。

玄武岩で築かれた建築も見事ですが、内部では当時の暮らしの様子が復元されていて、それもまた見逃せません。四季ごとの部屋があるほか、男性と女性の部屋、ジャーヒットが生まれた部屋などがあります。

ディヤルバクルは、トルコで一番暑い地域で、夏は50℃近くになることがあります。日本のように湿気が少ないとはいえ、陽射しが痛くて、日焼け止めを塗っていても一瞬で焼けてしまう日差しと暑さです。玄武岩で造られた家の素晴らしいところは、夏涼しく冬温かく過ごせるところなのだそうです。見た目だけでなく、機能的にも優れた建築物です。ディヤルバクルにある建築物の多くは、この地元産の玄武岩で造られていて、どれも見逃せない構造をしています。

基本情報

※この記事は、登録日（最終更新日）時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット（お店）の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。