ガズィアンテプにある古代の「モザイク都市」ゼウグマ遺跡

公開日 2023年2月20日 最終更新日 2024年4月3日

概要

ゼウグマは、ガズィアンテプ中心部から車で1時間ほど東に進んだ場所にある、ユーフラテス川沿いに建設された古代都市です。

ゼウグマ古代都市/ニジプ・ガズィアンテプ

アレキサンダー大王に将軍として仕えたセレウコス・ニカトール1世によって築かれ、セレウキア・ユーフラテスと名付けられました。ユーフラテス川を挟んだ向かい側に、妻アパマの名で都市を建設し、2つの都市を橋でつないだことがわかっています。

ゼウグマ古代都市/ニジプ・ガズィアンテプ

紀元前31年頃からローマ帝国の属国となってから、”ゲートウェイ橋”を意味する”ゼウグマ”とよばれるようになります。ローマ帝国の支配下となったのちに繁栄したゼウグマですが、256年にサーサーン朝に滅ぼされるまで繁栄を極め、後世”モザイク都市”とよばれるほどに、豪華なモザイクをもつ邸宅が多くありました。

ゼウグマモザイク博物館

ゼウグマ古代都市に隣接してゼウグマ博物館があり、ここではその邸宅の様子を見ることができます。また、発掘されたモザイクの数々は、ガズィアンテプ市内にあるゼウグマモザイク博物館が所蔵・展示をしています。

基本情報
住所Zeugma Antik Kenti:Belkıs Merkez,Belkıs Köyü,Nizip,Gaziantep,Turkiye
営業時間8:00-17:00
※チケット販売は30分前まで
※時期により19:00閉場となる場合あり
料金5EURO
ミュージアムカード
その他情報
公式サイトhttps://www.ktb.gov.tr/TR-288622/zeugma.html
アクセスガズィアンテプ市内から車で約1時間
[地図]
特典・クーポン

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