ガズィアンテプのデュリュク(ドリチェ)古代遺跡

公開日 2023年2月16日 最終更新日 2024年4月3日

概要

ガズィアンテプの北に位置するデュルュク村近くの周辺は古代、ドリチェとよばれる都市がありました。周辺からは、旧石器時代前期ごろに使用されていた火打ち石、60万年前に居住していたと思われる洞窟、アナトリア半島で発見された初の地下神殿“デュリュク・ミトラス神殿”、岩窟墓などが見つかっています。さらに、1997年以降に行われた調査では、コンマゲネ王国のみならず、ローマ帝国の重要な聖域であったことを示す発掘物が見つかっています。ローマの重要な神であるジュピター・ドリケヌスの神殿、ミトラ教の儀式を残す壁画などです。遺跡は、都市と遺跡の2つにわかれる構造で、広範囲に点在しています。発掘物の一部は、ガズィアンテプ考古学博物館が所蔵・展示していますので、時間があれば博物館も立ち寄っておきたいところです。

基本情報
住所Dülük Antik Kenti:Unnamed Road,Şehitkamil/Gaziantep,Turkiye
営業時間8:30-17:30
料金
ミュージアムカード不可
その他情報
公式サイトhttps://www.kulturportali.gov.tr/turkiye/gaziantep/gezilecekyer/duluk-antik-kenti
http://www.doliche.org/indextr.htm/発掘チーム公式
アクセスガズィアンテプ中心部から車で約20分
[地図]
特典・クーポン

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