トルコのパワースポット
公開日 2022年8月31日 最終更新日 2023年5月29日
概要
日本は世界でも指折りのパワースポット大国です。氣脈がありとあらゆる場所に存在し、その多くの場所には神社仏閣が建てられ、古代から人々に敬われてきました。山々や川や湖といった自然を愛する私たちとそのご先祖様は、ただ自然を大切に愛していただけではなく、そこに流れる癒やしのパワーを信じ崇拝してきました。
海外において、特にトルコを含む欧米においては、自然崇拝は古のものであり、自然や宇宙や地球が与えてくれるパワーというよりは、どちらかといえば、すべての宗教の祖であるアブラハム以降の聖人らが残していった聖異物や宗教関連施設です。しかしながら、宗教観が一致しない人々にとって、それらの宗教関連施設はパワースポットとはよべないことが多いのが現状です。
トルコには、聖書やコーランに登場する聖人にまつわるスポットは多くあります。加えて、雄大な大地の氣が強くみなぎるアナトリア半島にも、大自然がもたらす雄大な氣をいただけるスポットがいくつかありますので、勝手ながら、ランキング形式でご紹介します。
第1位:オリンポス山(タフタル山)
古代からオリンポス山(またはタフタル山)とよばれていたこの山は、神の山と称されます。トルコの地中海エリア西側にあるオリンポス山は、ベイダーラル国立公園の一部で、最寄となるケメルのビーチからは、オリンポス山の峰を見ることができます。オリンポス山からはガスが吹き続けていて、絶えず燃え続ける火を見ることができます。
山頂まではケーブルカーで行くことができるのがありがたいところです。また、オリンポス山の登山コースは観光客に人気があります。
第二位:アララト山とドウバヤズット
ノアの方舟が漂着したとされるアララト山には、大小2つの山があります。アララト山と小アララト山です。小アララト山の姿は富士山ととてもよく似ています。古代、アララト山にぶつかって水がひいた後は最寄りの丘の上に漂着していたであろうノアの方舟と思われる船は、近くの公園で見ることができます。
おすすめは、そのアララト山の麓にある最寄りの街がドウバヤズットです。標高の高いこの都市には、古代から受け継がれた素朴で、かつ、大地の生命力がみなぎる氣が流れています。イサク・パシャ宮殿から見る景色には悠久の時の流れを感じます。
第三位:ウスパルタ
アナトリア大陸の南西部にある湖水地方は、標高の高い場所に複数の湖が点在し、その中心となる街はウスパルタです。ウスパルタにあるエイルディル湖をはじめとした湖沼群は、WWFも保護活動をしていて、貴重な動植物の宝庫です。
同時に、この辺りはダマスク・ローズの原産地で、今もバラ畑をいたるところで見ることができます。春〜夏にかけて、特に6-7月ごろには、満開のバラやラベンダーなどのお花畑を見ることができます。周囲にある湖たちも流れる穏やかな風が吹く頃が一番のおすすめです。
その他のパワースポット
※順次追加予定