パウロ伝導の地!ウスパルタ市にあるアンティオキア遺跡
公開日 2023年3月7日 最終更新日 2024年6月11日
概要
ウスパルタ市のヤルワチ地区の郊外には、キリスト教の初期伝道師パウロが滞在し説教した街アンティオキア(アンティオケイア)の遺跡が残されています。アンティオキアは、偉人の名前であることから、世界に複数の都市が存在し、トルコでは、ハタイ市アンタキヤが最も有名です。同じくキリスト教の重要な巡礼地であるため少しややこしく、「ピシディアのアンティオキア」と呼ばれているようです。
ピシディアのアンティオキアはローマ時代に、周辺の中心都市として繁栄した都市です。西暦46年から58年頃にかけて、パウロは3回にわたりアンティオキアを訪れて、キリスト教の基礎を築いたとされる、キリスト教の重要な都市の一つです。
アーチのある西門、劇場、神殿、大通りがあり、当時の雰囲気をうかがい知ることができます。入場料がかかり、エフェソスほど保存状態がよいわけでも壮大であるわけでもないため、キリスト教に興味がある方、または、キリスト教の巡礼旅をされたい方におすすめです。
ピシディア遺跡のあるヤルワチ区/Yalvaçは、スルタン山脈の麓にある長閑な村です。美しい自然を楽しみ、豊かな農産物から作る、ケスケッキ地方の料理が美味であると評判で、グルメな人々の注目を集めています。特に、バゲットとボレキ(中にチーズなどが入ったパン)は、絶対に食べるべき一品です。お土産には、手作り手芸品も人気。
基本情報
住所 | Psidia Antioheia Antik Kenti:Medeniyet Caddesi. Turgut Özal Parkı,Yalvaç,Isparta,Turkiye |
営業時間 | 8:30-19:00 ※チケット販売は30分前まで |
料金 | 3EURO |
ミュージアムカード | 不可(トルコ人は可) |
その他情報 | ー |
公式サイト | https://www.yalvac.bel.tr/kentrehberidetay/696 |
アクセス | ヤルワチ地区から車で10分ほど [地図] |
特典・クーポン | ー |
ギャラリー
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