
エミノニュ-チェンベルリタシュ周辺 | イスタンブール | トルコ旅行
公開日 2022年8月11日 最終更新日 2023年5月31日
地図
※当サイトでは、上地図のベヤズットのほか、ホジャパシャ、アレムダル、ビンビルディレキ、ホブヤル、スルリ、モッラフェネリ、タヤハトゥン、メルジャン、タフタカレ、リュステムパシャの11地区を[チェンベルリタシュ周辺]としています。上記地区名のリンクをクリックしてGoogleMapで正確な地図をご覧ください。
概要

このエリアは、スルタンアフメットに隣接するエリアで、エミノニュ区とよばれる地域でしたが、現在はファティ区に合併されています。観光、ショッピング、グルメとなんでも揃うエリアは、スルタンアフメットとともに旧市街観光で絶対外せないエリアです。ボスポラス海峡と金角湾が交差する海に面していて、ミフリマー・スルタンの夫であるリュステム・パシャが建てたモスク、エミノニュの象徴であるイエニ・モスク、イエニ・モスクに併設されるエジプシャン・バザールがあります。金角湾とボスポラス海峡が見渡せるエミノニュ桟橋では、サバサンドや屋台グルメが楽しめます。また、オリエント急行の終着駅であったシルケジ駅界隈〜ギュルハーネ駅界隈までの間には、中小規模のホテルが多くあり、路地裏には地元の人も通うロカンタやスイーツショップがあります。


一年中活気あふれるエミノニュの海側から、グランドバザールを目指して坂道をあがっていくと、イスタンブール7つの丘のうちの2番目の丘であるチェンベルリタシュの丘です。グランドバザールの手前にある大きな金属製の柱が一本立っている広場はチェンベルリタシュ広場で、ここが丘の中心地になっています。
旅のプラン

ガラタ橋、金角湾、ボスポラス海峡が見渡せるエミノニュ桟橋、オリエント急行の終着駅であるシルケジ駅、リュステム・パシャ・モスクとイエニ・モスク、そしてグランドバザールと、海側のエリアで半日は必要です。そこからトラム通り沿いに歩くと、トプカプ宮殿やブルーモスク、地下宮殿があります。さらにトラム通り沿いに坂道を登れば、グランドバザール、スレイマニエモスクなどがあります。古くから、シルケジ駅界隈には、安宿やロカンタなどが多くありました。少なくなったとはいえ、イスタンブールの下町風情を楽しめるエミノニュ界隈に宿をとっておくと、観光やショッピングにも便利です。


チェンベルリタシュの丘の中心にある広場にあるチェンベルリタシュの柱(別名:コンスタンティヌスの柱)は、330年頃、コンスタンティヌス帝に敬意を表して、ローマから持ち込まれて建てられたものです。すぐ隣にあるチェンベルリタシュ・ハマムは、1584年にオスマン帝国お抱え建築士であるミマール・シナンによって建てられたもので、ハセキ・ヒュッレム・スルタン・ハマムと並ぶ、イスタンブールで指折りの歴史あるハマムで、ハマム体験が初めての方にもおすすめです。

このエリアの見どころは多くありますが、世界最大で最古の屋内市場であるグランドバザールと、スパイスバザールの別名をとるエジプシャンバザールの、二大バザールでのショッピングも外せません。エミノニュやスルタンアフメットはイスタンブールを代表する観光エリアで、このエリアでの食事はトルコの相場よりも高めですが、伝統を守り抜くキョフテ専門店やロカンタやスイーツショップが少なからずあり、良心的な値段で最高の味です。イズニックタイルで埋め尽くされたリュステム・パシャ・モスクや、イエニ・モスクやヌール・オスマニエ・モスクも見逃せません。
主な観光スポット
基本情報
アクセス | トラムヴァイT1路線のチェンベルリタシュまたはベヤズット駅下車 |
エリア内の交通 | トラムヴァイT1路線/バス |
動画 | ー |
公式サイト | https://www.fatih.bel.tr/tr |
その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
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