ムーラ | トルコ旅行

公開日 2022年6月8日 最終更新日 2023年5月31日

地図
地域

エーゲ海地域

人口

1,048,185人(2022年)

標高

660m

市外局番

252

概要
ダッチャの湾と海/ムーラ

アナトリア半島の南西にあり、エーゲ海と地中海が交差するエリアにあるムーラは、アンタルヤと人気を二分するトルコを代表するリゾート地です。海外からのヴァカンス客のみならず、別荘を持ちたいと憧れるトルコ人は多いようです。その魅力は、温暖な気候のほか、ターコイズ・コーストと称される透明度の高い海を持つリゾートと、ユネスコ世界遺産リストに登録される複数の遺跡、温泉、渓谷など観光資源はもとより、オリーブやワイン、果物など豊富な農産物の産地でもあるからです。ブルーフラッグ認証を受けているビーチは100超あり、それぞれのリゾートやホテルでは、各種マリンアクティビティ、ブルークルーズ・ツアー、ギリシャを含むエーゲ海クルーズなど、訪れる人を飽きさせません。

旅のプラン
グレットでブルークルーズ

ムーラは、海も山もリゾートもある観光資源が豊かな都市です。リゾート滞在はせず、世界遺産やリゾート雰囲気満点の街々を散策する旅も素晴らしく、おすすめです。ムーラのリゾート滞在の醍醐味は、世界遺産グレット(Gulet/ガレット船)とよばれる、この地域独特のモーター付きヨットでのクルージングにあります。”ブルークルーズ”と称され、ヴァカンス客に人気のツアーです。グレットは、前後左右ともに幅広く設計してあり、広々とした船内で仲間と楽しめるのが人気の秘密です。ターコイズブルーの海や海岸、港、島、遺跡や名所をめぐります。お値段は、日帰りの乗り合わせで、ランチ・飲み放題・送迎がついて料金は1万円未満~。仲間で貸切るなら平均10万円未満〜で、シャンパンやケータリングを用意してくれるプランもあります。グレットの大きさにもよりますが、8~20人ほどで利用可能なので、人数が多い場合はとてもお得です。

主な観光スポット

見どころが多いムーラのスポットは、区ごとにまとめています。区一覧よりご覧ください。トルコのリゾート地については特集をご覧ください。

名物料理
オリーブオイルやオリーブを多用する前菜

トルコのオリーブとオリーブオイルは、まだまだ日本では知名度が低いように思います。エーゲ海地域は、良質なオリーブとオリーブオイルの生産地として知られ、特にオリーブオイルは、エーゲ海地方が”発祥の地”とされています。特産のオリーブオイルを使って料理されたメニューには、頭に“ゼイティンヤール/Zeytinyağlı”と表記されています。ナスやトマトなどのお野菜、豆類、魚介などのオリーブオイルの前菜は種類豊富で、ヨーグルトや、トルコの蒸留酒ラク、ウルラのワインとの愛称は抜群です。日本でも女性に人気のフムスも、前菜として食べられています。

パインハニー/ムーラ

また、ムーラでは蜂蜜も有名で、特に松林が多いことから、パインハニーが名産品となっています。ムーラの海岸のあちらこちらに巣箱が置かれているのを目にすることができ、トルコで生産される蜂蜜のうち、およそ8割近くをムーラが占めています。その他の名物料理は、区ごとにご紹介しています。

地区一覧

ムーラの中心部は、メンテシェ/Menteşe(ムーラ・メルケジ/Muğla Merkezi)です。

※当サイトでは隣接する2つの区を1エリアとしています。

メンテシェ(ムーラ中心部)
基本情報
アクセスと交通飛行機/バス/電車/フェリー
空港ダラマン空港/Dalaman Havalimanı
ミラス・ボドルム空港/Milas Bodrum Havalimanı
バスターミナルムーラ・メンテシェ・都市間バスターミナル/Muğla Menteşe Şehir Arası Otobüs Terminali
※新旧あり、新ターミナルは郊外にあり
鉄道駅ダラマン駅/Dalaman İstasyonu
市内の交通バス/ミニバス・ドルムシュ
※時刻表・路線など詳細はムーラ市交通局公式サイトへ。
動画
公式サイトhttps://mugla.ktb.gov.tr/
https://mugla.goturkiye.com/
その他情報
ギャラリー
記事一覧

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※参照データ/TUIK,MUĞLA İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

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