ムーラのマルマリス区とダッチャ区 | トルコ旅行

公開日 2023年1月31日 最終更新日 2023年11月15日

地図
マルマリス区とダッチャ区/ムーラ

Google Map:マルマリス/Marmarisダッチャ/Datça

マルマリスとダッチャをざっくりまとめ
セリミエ/マルマリス・ムーラ

マルマリスとダッチャは、ムーラ市の三大リゾート地の一つです。マルマリスはギリシャに最も近いため、大型客船やヨットやガレット船でギリシャの島々や、ダッチャ半島ボズブルン半島の入江やビーチをめぐる旅が人気のリゾートです。ダッチャ半島では、レンタカーやキャンピングカーでのドライブやキャンプが人気ガレット船/グレットでビーチやクニドス遺跡をめぐるツアーが催行されています。

ダッチャ半島/ムーラ

マルマリスやダッチャの海岸は、リアス式海岸のような入江や湾が多数あり、ターコイズブルーの浅瀬と、深いブルーの海を楽しめることから、大人のヴァカンスにはぴったりです。

マルマリスについて
マルマリス/ムーラ

マルマリスは、ボドルムフェティエとならぶ人気のリゾート地で、ロードス島などのギリシャへの拠点ともなる港町として古くから繁栄してきました。その歴史は古く、”マルマリスの舌”といわれる、ジェンネット島(ニマラ半島)で発掘されたニマラ洞窟では、旧石器時代の紀元前1万2千年前に使用された痕跡が見つかっています。

マルマリス城(博物館)/マルマリス・ムーラ
クズクム・ビーチ/マルマリス・ムーラ

1950年代にマグニチュード7の大地震によって、マルマリスのほとんどの歴史的建造物が破壊されたため、この地を支配した帝国が残した遺産を見ることができませんが、市内中心部にはマルマリス城が、郊外には古代都市アモス遺跡などが残されています。マルマリス市内中心部は、ヤシの木、緑の芝生、ベンチ、南欧風の建物や噴水や公園などが海岸沿いに整備され、歩きやすいプロムナードになっています。また、ピンク染まる海の道”クズクム・ビーチは見逃せない観光スポットです。

マルマリスのヨットハーバー/マルマリス・ムーラ

マルマリスには、3つのヨットハーバーがあり、中心となる港には大型クルーズ船が停泊します。5年に一度ヨットの大会が開催されるほか、港からギリシャや各島々へのクルーズ船が出ています。中心部から陸で繋がるジェンネット島、その対岸にある大きなボズドゥルム半島には、小高い山々に囲まれた入江や湾、ビーチが複数あり、海は深いブルーをしています。

パインハニー/ムーラ

それらの入江やビーチをガレット船でめぐる”ブルークルーズ”は、マルマリスを選ぶ重要なポイントの一つです。また、マルマリスの松の木から採れる蜂蜜は、”マルマリスのパイン・ハニー”としてトルコ各地や海外へ出荷され、日本でも高級はちみつとして販売されています。

アモス湾/マルマリス・ムーラ

マルマリスでは、中心部を外して、島や半島にあるビーチや入江で過ごすのがおすすめです。しかし、そのホテルの数は膨大で、選ぶのには一苦労。クルーズ利用者が多い印象の、やや落ち着いたリゾート地といった印象ですが、ホテルのラインナップが広いため、若者にも人気があります。

ダッチャについて
ダッチャ/ムーラ

ダッチャ半島は世界最高品質のアーモンドの生産地として知られています。豊富な種類のアーモンドは、スイートアーモンドからビターアーモンドにわけられ、殻付きのものや、アーモンド入りのいちじくなどは品質がよく、お土産の定番としておすすめです。

ダッチャのアーモンド畑/ムーラ

毎年2月にはアーモンド・フラワー・フェスティバル/Badem Çiçeği Festivali が開催されます。桜の花とよく似ているアーモンドの花は、日本の桜まつりを彷彿とさせます。地中海性気候とはいえ、少し肌寒くなる2月に満開となる木々は、春の訪れを感じさせるものです。

パラムトゥビュキュ・ビーチ/ダッチャ・ムーラ

ダッチャは、リアス式海岸のように入り組んだ地形をしていて、235kmの海岸線沿いには、7つのブルーフラッグ認証を受けたビーチのほか、大型ホテルなどが無い未開発のビーチが多数あるのが魅力です。

アクトゥル湾/ダッチャ・ムーラ

ダッチャ半島だけでも、入江の数は52にもなります。交通の便が整っていないことも魅力の一つで、車でまわると海の青さと入江のシルエットに夢中になるかもしれません。年間300日の晴天があるダッチャでは、手つかずの自然を楽しめる、アウトドアやキャンプの聖地ともなっています。

ダッチャの海
ダッチャの夕景
ダッチャの星空

日中の海は複数の層になるブルーで彩られ、夕方にはオレンジ色に染まるダッチャの海岸。大きな街がないダッチャは、満点の星空を眺めることができる名所でもあります。アウトドアがお好きな方なら、ダッチャでのキャンプは本当にすばらしい体験になるはず。半島のあらゆる場所で、キャンプ・エリアの看板を見ることができ、場所によってはロッヂの宿泊も可能です。

ダッチャ港/ムーラ

ムーラの西端にあるリゾート地ボドルムから、ボートでダッチャ半島やマルマリスまで渡ることができます。ボートは1日2便出航していて、所要時間2時間、料金は20~25ユーロほど。ボドルムやマルマリスでレンタカーやレンタバイクをし、ダッチャまでドライブするのは最高の思い出になります。マルマリスからダッチャ旧市街まで、D400ルート経由でおよそ1時間30分ほどです。

主な観光スポット
マルマリス
チフトリッキ湾とビーチ
ヒサリョニュ湾
ショーユト村
セリミエのホテル
セディル島遺跡
トゥルンチ
トゥルグト滝
アマゾン湾とイズギム・ビーチ
イチメレル・ビーチ
アルムタランからの眺望
ダッチャ
ダッチャ中心部
アタテュルク市営公園
チェシュメキョイのオールド風車
アクトゥル湾
カルギ湾
ハイトゥビュキュ・ビーチ
クルムク・ビーチ
パラムトゥビュキュ・ビーチ
ダッチャのアーモンド畑
名物料理と名産品
マルマリス
ダッチャ
アーモンド
バーデム・シェケルリ
基本情報
アクセス飛行機/バス
※最寄りはダラマン空港
マルマリス・バスターミナル
ダッチャ・バスターミナル
エリア内の交通バス/ミニバス・ドルムシュ
動画
公式サイトhttps://mugla.ktb.gov.tr/
https://www.marmaris.bel.tr/
https://datca.bel.tr/
その他情報・5月〜9月にかけての夏は雨も少なく温暖で乾燥し、冬場は雨量が多い。夏は山火事に、冬は洪水になる様子が報道されることも。
ギャラリー
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※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。

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