
ハタイ | トルコ旅行
公開日 2023年2月4日 最終更新日 2023年5月31日
海外渡航情報
シリア国境沿いにレベル4【退避勧告】
沿岸部にレベル3【渡航中止勧告】が外務省から発出中
地図
地域
地中海地域
人口
1,686,043人(2022年)
標高
100m
市外局番
326
概要


ハタイは、温暖な地中海沿岸にありながら、山側はシリアのアレッポと隣接する都市で、シリア内戦以降、アレッポから数十キロしか離れていないため、なかなか訪れることが困難なエリアです。ですが、ハタイ市全体で160万人が居住する大都市であり、中心となっているアンタキヤとイスケンデルンは、多くの文明文化を通り抜け、トルコ共和国ができるさいに、アレッポからトルコ領土に組み込まれた魅力あふれる都市です。ハタイ最大の都市アンタキヤは、エルサレム以外ではじめてイエスを信じる人々に対する信仰の名称である”キリスト教”が生まれた都市のため、キリスト教の巡礼地の一つとなっています。隣接するハタイ第二の都市イスケンデルンは、この地方で最大の港を抱え、物流の拠点となっています。ハタイでは、トルコ国内に数少ないアルメニア人コミュニティがあるなど、民族や宗教を越えて、さまざまな人種が集まっている寛容で平和な都市です。
旅のプラン


ハタイ観光の中心は、アンタキヤとサマンダーに集中しています。アンタキヤには、聖ペテロの洞窟教会、トルコ第二位の規模を誇るハタイ考古学博物館、アナトリア最古のモスクであるハビビ・ネジャール複合施設があり、いずれもハタイ観光のハイライトといえます。宿をアンタキヤの中心部にとるのなら、ザ・ミュージアム・ホテルや、ギュンギョル・オットマン・パレスのような5つ星ホテルから格安ホテルまで選択肢は豊富です。トルコ各都市の都市整備が急速に進む中、アンタキヤには、数十年前の、急速な発展を遂げる以前の、トルコの雰囲気を残す商店やロカンタがあり、散策が楽しい都市です。


また、ハタイは美食の都市ですので、グルメも堪能したいところです。バラで作ったスイーツハイタル、チーズをふんだんに使ったトーストやチーズボールやキュネフェは、ハタイの名物です。アンタキヤと隣接するサマンダー区は地中海に面する緑豊かなエリアで、チェヴリビーチ、モーセの杖の”生命の水”で育った樹齢3,000年のモーセの木、ローマ帝国時代に造られたトンネルなどがあり、観光も自然も満喫できるおすすめのエリアです。
主な観光スポット
名物料理






ネイチャー・スポット



名物と名産品



地区一覧
ハタイの中心部は、アンタキヤ(Antakya)です。
基本情報
アクセスと交通 | 飛行機/バス/鉄道 ※鉄道はイスケンデルンが終着駅。 |
空港 | ハタイ空港/Hatay Havalimanı![]() ※空港リムジン・ハヴァシュで30〜40分でアンタキヤ中心部へ。 |
バスターミナル | ハタイ新バスターミナル/Hatay Yeni Otogar ※ルートや時刻はハタイ市公式サイト参照。 |
鉄道駅 | イスケンデルン駅/İskenderun istasyonu ※クリックすると民間のWEBサイトにリンクします。 |
市内の交通 | バス/ミニバス・ドルムシュ |
動画 | |
公式サイト | https://hatay.ktb.gov.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
※参照データ/Milliyet:Türkiye Nüfusu 2021: İllere Göre Türkiye’nin Nüfus Sıralaması,HATAY İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。