アンタルヤのカシュ区 | トルコ旅行
公開日 2022年12月30日 最終更新日 2024年3月1日
地図
概要
アンタルヤ市カシュ区(Kaş)は、地中海に面するアンタルヤ市の西端に位置します。カシュの人口はおよそ50,000人ほどで、住人の多くはホテルやレストラン経営などの観光業に従事しているそうです。アンタルヤにある他の地区と同じように、カシュでもオレンジやナッツなどの栽培が盛んで、海から見える小高い丘の上にはオレンジ畑が広がっています。
カシュはヨーロッパのヴァカンス客に人気のリゾート地で、ターコイズコーストと称される地中海沿岸の中でも、特に透き通ったブルーの海があることで有名です。パラセイリングやスカイダイビングのほか、特にダイビングに人気があります。カシュの海には、ウミガメや古い飛行機や船などがあり、ダイバーにとっては魅力的なダイビング・スポットです。カシュの中心部からのびる半島にあるホテルへの宿泊が人気で、外国人またはトルコ人保有の別荘地も多くあります。
リゾートとはいえ、リゾートだけで終わらないのがトルコヴァカンスのよいところ。歴史的な遺産も見逃せません。カシュ中心部にある劇場やリュキアの石棺は、ローマ帝国時代に重要な港の一つとなり繁栄を極めたアンティフェロス遺跡です。郊外には、船でしか行けないシメナ遺跡、リュキア最古の最も重要な都市パタラ遺跡などがあげられます。また、隣国ギリシャの島・カステロリゾ島への日帰り旅も人気です。
旅のプラン
カシュはアンタルヤ市のなかで最も西に位置する区で、ムーラ市と接しています。ムーラのリゾートのどこかに拠点を置いて、カシュを日帰りで訪れるのもおすすめです。
カシュに属する海の一つは、ブルーフラッグ認証を受けているカプタシュ・ビーチで、岩壁と岩壁の間にありまるで洞窟の入口のような場所に位置するビーチです。
遺跡については、リュキア連邦の重要な行政都市”アリンナ”とされる世界遺産クサントス遺跡、リュキア連邦の首都であった都市国家パタラ、カシュ市内にあるアンティフェロス遺跡が見どころの一つとなっています。
ミニバスが走る遺跡もあるため、日帰りも可能ですが、地中海のほかエリアと比較すると規模が小さく静かなエリアであることから、プライベートなヴィラなどに宿泊して、ゆったりリゾート滞在するのもいいですよね。
主な観光スポット
ネイチャー・スポット
基本情報
アクセス | 最寄りの空港は、ムーラ市のダラマン空港/Dalaman Havalimanı。ムーラのフェティエまでリムジンバス(ハヴァシュ/Havaş)で行き、フェティエのバスターミナル(オトガル/Otogar)からカシュのバスターミナルへバス移動。カシュまでは、パムッカレ・ツーリズム、フェティエ・セヤハットが運行。料金は40TL、所要時間は2時間ほど。(2021年10月現在) |
エリア内の交通 | ミニバス・ドルムシュ |
動画 | |
公式サイト | https://www.kas.bel.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
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