「キリスト教」名称発祥の地!ハタイ | トルコ旅行
公開日 2023年2月4日 最終更新日 2024年4月2日
海外渡航情報
シリア国境沿いにレベル4【退避勧告】
沿岸部にレベル3【渡航中止勧告】が外務省から発出中
※こちらの記事で、2023年2月に発生した大地震で受けた被害をUPしましたが、2024年4月現在、アンタキヤ訪問は問題なく可能です。
地図
地域
地中海地域
人口
1,686,043人(2022年)
標高
100m
市外局番
326
概要
ハタイは、温暖な地中海沿岸にありながら、山側はシリアのアレッポと隣接する都市で、シリア内戦以降、アレッポから数十キロしか離れていないため、なかなか訪れることが困難なエリアです。ですが、ハタイ市全体で160万人が居住する大都市であり、中心となっているアンタキヤとイスケンデルンは、多くの文明文化を通り抜けた魅力的な都市であるとともに、トルコ共和国ができるさいに、アレッポが分割されてトルコ領土に組み込まれた都市です。
ハタイ最大の都市アンタキヤは、はじめてイエスを信じる人々に対する信仰の名称である《キリスト教》という言葉が初めて使用された都市のため、キリスト教の巡礼地の一つとなっています。
隣接するハタイ第二の都市イスケンデルンは、この地方で最大の港を抱え、物流の拠点となっています。ハタイでは、トルコ国内に数少ないアルメニア人コミュニティがあるなど、民族や宗教を越えて、さまざまな人種が集まっている寛容で平和な都市です。
旅のプラン
ハタイ観光の中心は、アンタキヤとサマンダーに集中しています。アンタキヤには、聖ペテロの洞窟教会、トルコ第二位の規模を誇るハタイ考古学博物館、アナトリア最古のモスクであるハビビ・ネジャール複合施設があり、いずれもハタイ観光のハイライトといえます。
宿をアンタキヤの中心部にとるのなら、ザ・ミュージアム・ホテルや、ギュンギョル・オットマン・パレスのような5つ星ホテルから格安ホテルまで選択肢は豊富です。古い商店や、石造りの街並みが残されていましたが、震災の影響で一部崩れてしまったようです。(2024年4月現在、観光ができるように街は復活しています)。
また、ハタイは美食の都市ですので、グルメも堪能したいところです。バラで作ったスイーツハイタル、チーズをふんだんに使ったトーストやチーズボールやキュネフェは、ハタイの名物です。
アンタキヤと隣接するサマンダー区は地中海に面する緑豊かなエリアで、チェヴリビーチ、モーセの杖の”生命の水”で育った樹齢3,000年のモーセの木、ローマ帝国時代に造られたトンネルなどがあり、観光も自然も満喫できるおすすめのエリアです。
主な観光スポット
名物料理
ネイチャー・スポット
名物と名産品
地区一覧
ハタイの中心部は、アンタキヤ(Antakya)です。
基本情報
アクセスと交通 | 飛行機/バス/鉄道 ※鉄道はイスケンデルンが終着駅。 |
空港 | ハタイ空港/Hatay Havalimanı ※空港リムジン・ハヴァシュで30〜40分でアンタキヤ中心部へ。 |
バスターミナル | ハタイ新バスターミナル/Hatay Yeni Otogar ※ルートや時刻はハタイ市公式サイト参照。 |
鉄道駅 | イスケンデルン駅/İskenderun istasyonu ※クリックすると民間のWEBサイトにリンクします。 |
市内の交通 | バス/ミニバス・ドルムシュ |
動画 | |
公式サイト | https://hatay.ktb.gov.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
※参照データ/Milliyet:Türkiye Nüfusu 2021: İllere Göre Türkiye’nin Nüfus Sıralaması,HATAY İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
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