旧市街の中心地 | スルタンアフメット公園とは?

公開日 2021年10月20日 最終更新日 2023年6月12日

概要
スルタンアフメット公園とブルーモスク

イスタンブールスルタンアフメット・モスクアヤソフィア・モスクハセキスルタン・ハマムトルコ・イスラム美術博物館に囲まれたエリアは、場所がら、旧市街観光を楽しむ観光客で一年中賑わいをみせるエリアです。ここには、噴水や芝生やベンチのあるスルタンアフメット公園と、ローマ時代からビザンチン帝国時代にかけて、戦車競技が行われていた競技場(ヒッポドローム)があります。この公園にある噴水越しに眺めるアヤソフィア・モスクやブルーモスクは必見です。

ヒッポドロームとブルーモスク

ヒッポドロームは、石畳の広場になっていて、シミット(胡麻リングパン)屋台や、昔ながらの出で立ちの売り子さんが、チャイなどを売り歩いています。一年中混雑しているスルタンアフメット広場周辺ですが、特にイベントが開催される、週末や祝日、断食月などはさらに賑わいを見せます。運がよければ、メフテル(オスマン軍楽隊)の演奏を聴くことができるかもしれません。また、ヒッポドローム内には、2つのオベリスクと1つのモニュメント、ドイツ皇帝から寄贈された泉があります。

スルタンアフメット公園
メフテル軍楽隊

イスラム教徒の断食(ラマダン/トルコ語:ラマザン)では、日没とともにイフタール(1日の断食明けにとる夕食)をいただく決まりで、毎日がお祝いであり、ちょっとしたお祭りのようです。スルタンアフメット広場周辺には、地元の人や観光客が、イフタールを家族やみんなで楽しむために集まってきます。広場周辺の芝生やベンチにシートを敷き、イフタール開始の知らせを待ちます。または、ブルーモスク前のテントで無料で振る舞われる食事を待ちます。開始の合図は大砲が放たれたりするため、私たち観光客にとっても興味深いものです。

スルタンアフメット公園とブルーモスク

世界有数の観光地であるイスタンブールの中心地、ともなれば、観光客への声がけも盛んです。流暢な日本語で話しかけられても、「メルハバ」のみで済ませて、勧誘には一切のらないことをおすすめします。旅行会社、絨毯、お土産、見晴らしのいいホテル、靴磨き、タクシーなどなど、どんなに親切心あふれる言葉のようであっても、そのすべてには、間違いなく「裏」があります話しかけてくるのが日本人女性でも、絶対についていかないでください。また、そういった行為は、一部のトルコ人や外国人が進む道であり、勤勉なトルコ人にとっても、民度を下げる迷惑行為です。なにとぞご容赦ください…。

基本情報
住所At Meydanı:Sultan Ahmet, At Meydanı Cd No:24 D:25,Fatih,İstanbul,Turkiye
営業時間
その他情報
公式サイトhttps://islamansiklopedisi.org.tr/atmeydani
アクセストラムヴァイT1路線スルタンアフメット駅下車、徒歩すぐ
[地図]
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