公開日 2024年12月7日 最終更新日 2024年12月7日
日本でも話題になっているギョベクリ・テペ遺跡があるシャンルウルファは、アブラハム誕生の地として聖地でもあり、トルコでも有名なグルメシティでもあります。特に、ケバブ系やアラブ系の甘いスイーツが好きな方には、たまらない街です。ちょっと辛い！→旨い！→甘いぃ！…が止まらなくなる街でもあります。
そんなシャンルウルファで、密かに人気なのが、「ピスタチオ・テレビンス・コーヒー（トルコ語：fındıklı menengiç kahvesi）」。提供するところは多くあるかもしれませんが、観光客が立ち寄りやすいのは、ギュミュリュク・ハンのカフェです。
このコーヒーは、「ピスタチオ」という名がつくものの、ピスタチオと同じウルシ科に属する低木、テレビンスの木の実で作られたコーヒーです。しかも、ノンカフェインなので、カフェインが苦手な方でもOK。
ちなみに、このテレビンスの木は、地中海一帯にのみ自生しているので、日本ではお目にかかれない種です。
日本にも、たんぽぽコーヒーや、玄米コーヒーといったノンカフェインコーヒーが存在していますが、これもそういった類の飲み物で、健康にとても良いとされています。いうなれば果物ですので、ビタミンやミネラルが豊富。むくみをとってくれ、利尿作用を促すので、痩せるのでは！？、と地元では言われているらしいです。
味は、香ばしく、フルーティで独特の風味があり、少しスパイシーな香りと味です。
ぜひぜひ、シャンルウルファを旅したら、ご賞味ください！
