エーゲ海地域の中心都市イズミル | トルコ旅行
公開日 2022年6月8日 最終更新日 2024年4月5日
地図
地域
エーゲ海地域
人口
4,462,056人(2022年)
標高
2m
市外局番
232
概要
イズミルは、エーゲ海地域の中心都市であり、トルコで3番目に人口の多い都市です。エーゲ海沿いは古くからギリシャ文明が花咲き、古代都市や遺跡がいたるところに残されています。ビルが建ち並ぶイズミルの中心部にもアゴラ遺跡があり、イズミル市の北には、当時最先端の医療技術を誇った古代都市ペルガモン(ベルガマ)が、南には当時世界最大を誇った都市エフェソス(エフェス)が、東にはローマ人憧れの温泉地ヒエラポリス・パムッカレがあります。
また、エーゲ海地域には、聖書のヨハネの黙示録に記載されるアジアの7つの教会、聖母マリアが晩年過ごした家、七人の眠り聖人の洞窟などのキリスト教の聖地があることから、多くの巡礼者も訪れます。オリーブオイルを世界で初めて生産したのはこのエリアで、オリーブオイルを使用した料理が絶品です。また、近年復活したウルラのワインも注目を集めています。
旅のプラン
世界遺産と古代遺跡巡り
ペルガモン遺跡、エフェソス遺跡、ヒエラポリス・パムッカレ遺跡といった世界遺産は、効率よくツアーに参加が最も便利。ですが、電車やバスを利用して、自力でまわることもできます。エーゲ海地域の主要な観光地や都市をつなぐ鉄道”イズバン/İZBAN”が開通したことで、移動が楽になりました。
未だ全線開通ではないため、完全に電車のみで移動可能、というわけではありませんが、今後に期待が持てます。
旅のプランとしては、イズミル市南部にあるセルチュク区の、エフェソス遺跡、聖母マリアの家、風光明媚な村で知られるシリンジェ村が中心となりそうです。公共交通機関を利用する場合は、一日だと無理なので、北部にあるペルガモン遺跡とあわせて、スケジューリングしましょう。
カルシュヤカ地区の海岸には野鳥やフラミンゴの繁殖地があり、「フラミンゴロード」とよばれる海道を通って野鳥を鑑賞する、ボートツアーがあります。また、イズミルの北部にあるメネメン地区のゲブゼデルタには、フラミンゴ繁殖のための世界最大級となる人工島が造成され、話題になりました。フラミンゴは通常、4月〜7月ごろに繁殖のため飛来します。カルシュヤカのボートツアーについての詳細は、イズミル市観光局サイトをご参照ください。
リゾートステイ
透きとおったターコイズブルーのエーゲ海に突き出したウルラ半島には、リゾート地チェシュメがあります。大きな街ではないため、ホテルは中級規模のブティックホテルが多く、夏のシーズン中は事前予約が必須です。チェシュメ区には、ウインドサーフィンのメッカ・アラチャトゥ地区もあります。石造りの風車のある公園から眺めるエーゲ海は、忘れられない思い出になります。
主な観光スポット
中心部
郊外
名物料理
地区一覧
イズミル市の中心部は、コナック/Konakです。
基本情報
アクセスと交通 | 鉄道・İZBAN/バス/飛行機 |
空港 | イズミル・アドナン・メンデレス空港/Izmir Adnan Menderes Havalimanı |
バスターミナル | イズミル・バスターミナル(イゾタシュ))/İZOTAŞ(İzmir Otobüs ve Terminal İşletmeleri A.Ş) |
鉄道駅 | バスマネ駅/Basmane Tren Gari ※クリックすると、民間運営のサイトにリンクします |
市内の交通 | トラム/İZBAN/市バス |
動画 | |
公式サイト | https://izmir.ktb.gov.tr https://www.visitizmir.org/en |
その他情報 | ー |
ギャラリー
記事一覧
世界最古のオリーブオイル製造所!イズミル・ウルラのクラゾメナイ遺跡
トルコの古代遺跡といえばエフェソス(エフェス) | トルコ世界遺産
医療の最先端と図書館ペルガモン(ベルガマ)遺跡 | トルコ世界遺産
※参照データ/TUIK,İZMİR İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
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