トルコのびるアイス発祥の地!カフラマンマラシュ | トルコ旅行
公開日 2023年2月8日 最終更新日 2024年4月3日
地図
地域
地中海地域
人口
1,177,436人(2022年)
標高
568m
市外局番
344
概要
カフラマンマラシュは、地中海地域に属しますが、東アナトリア、南東アナトリアとの”つなぎ目”ともなる都市で、温暖な地中海性気候ながらも、気候的にも3つの合わさった特徴をもちます。
トルコののびるアイスは、”マラシュ・ドンドゥルマ”とよばれますが、このマラシュとは、カフラマンマラシュの通称です。各都市のトルコアイスの屋台で売っているアイスは、マラシュ独自の製法でつくられています。
また、トルコを代表するスープの一つであるタルハナ・スープのタルハナや、辛味の強いマラシュ・ビベル(唐辛子とピーマンの中間のお野菜)は、マラシュの名産品として知られています。
旅のプラン
カフラマンマラシュには、ガイドブックに掲載されるような有名観光スポットがないため、あまり訪れる機会は少ないかもしれません。街を歩いてみれば、古い家々やアパートメントの陰に隠れるようにして、マラシュ伝統の邸宅があります。他の地域の邸宅とはまた異なって、城塞のような立派な作りの邸宅は必見です。
また、マラシュ城の麓には、ドゥルカディール公国時代に建てられた、マラシュ最古のモスクであるウル・モスクと、タシュ神学校があります。ウル・モスクは、独特のミナレットに注目です。郊外には、オールド・ジェイハン橋、緑と青のコントラストが注目されているイェシル湖があります。
カフラマンマラシュの代名詞的存在となっているのが、トルコののびるアイス。山羊のミルクから作られ、サーレップ(ラン科オルキス属の植物の球根を粉状にしたもの)で粘りを出し、独自の製法でつくられるアイスクリームは、ぜひとも、本場でいただきたいものです。
2023年2月のカフラマンマラシュを震源地とするトルコ・シリア大地震
カフラマンマラシュを震源地とするM7以上の大地震が二度発生し、10万人規模の方が亡くなり、甚大な被害が発生しました。ウル・モスクなどの歴史的建物も被害受け、一部が大きな被害を受けてしまいました。
複数の欠陥住宅の倒壊がなければこんなに被害は大きくならなかった、と悔やんでもどうすることもできませんが、やるせない気持ちになります。まだ復興の途中ですが、一日も早く、マラシュのすべての住民が安住できるよう祈りつつ、トルコを旅したら、きっとどこかで繋がり、彼らの支援となるように、と祈ってしまいます。
主な観光スポット
名物と名産品
地区一覧
カフラマンマラシュの中心部は、ドゥルカディロール/Dulkadiroğlu、オニキシュバト/Onikişubat です。
基本情報
アクセスと交通 | 飛行機/バス/鉄道 |
空港 | カフラマンマラシュ空港/Kahramanmaraş Havalimanı |
バスターミナル | カフラマンマラシュ・バスターミナル/Kahramanmaraş Şehirlerarası Otobüs Terminali |
鉄道駅 | キョプリュアーズ駅/Köprüağzı Tren İstasyonu ※中心部から車で30分ほど南にある駅 |
市内の交通 | ミニバス・ドルムシュ |
動画 | |
公式サイト | https://kahramanmaras.ktb.gov.tr/ |
その他情報 | ー |
ギャラリー
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※参照データ/TUİK,KAHRAMANMARAŞ İL KÜLTÜR VE TURİZM MÜDÜRLÜĞÜ
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