アンタルヤのケメルにあるファセリス遺跡

公開日 2023年1月4日 最終更新日 2024年3月27日

概要

現在のアンタルヤ市ケメル区における最も古い歴史は、ファセリスにあるのだそうです。そのためケメルでは、ファセリスの名がつくホテル、レストラン、フェスティバルなどをよく見かけることがあります。

タフタル山（オリンポス）麓の海岸に広がるファセリス遺跡は、333年頃、アレキサンダー大王が数ヶ月の長期滞在をしたことが記録されている港湾都市でした。この頃ファセリスの町は、赤いユリとバラのオイルで有名だったようです。その後はリュキア連邦の都市国家に加わり、すぐ南にあるオリンポスとともに、重要な港湾都市としての役割を担っていました。一時は海賊の支配下となりますが、ローマ帝国が奪還して属国となります。度々おそった地震に苦しめられながらも、セルジューク朝になるまでファセリスは繁栄をつづけました。

松の木に囲まれた都市を南北に走る大通りの周囲には、主にローマ帝国とビザンチン帝国時代の遺跡が残されています。他にもアゴラ、劇場、アクロポリスなど見どころは多くあり、ケメルを訪れるヴァカンス客が多く訪れる遺跡です。

基本情報

ギャラリー

ファセリス遺跡／ケメル・アンタルヤ

ファセリス遺跡／ケメル・アンタルヤ

ファセリス湾とタフタル（オリンポス）山／ケメル・アンタルヤ

ファセリス遺跡／ケメル・アンタルヤ

ファセリス遺跡／ケメル・アンタルヤ

ファセリス遺跡／ケメル・アンタルヤ

※この記事は、登録日（最終更新日）時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット（お店）の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。