イスタンブール観光 | 旅行先に選ばれる6つの魅力

公開日 2022年4月1日 最終更新日 2023年6月28日

ターキッシュ・エアラインズ

日本から、トルコのイスタンブールまでは、ターキッシュエアラインズの直行便で約13時間。そこは、アジアとヨーロッパ大陸を股にかける、世界にたった一つの国で、世界NO.1の親日国です。2022年には、世界でも有数の巨大空港であるイスタンブール空港がオープン。ヨーロッパとアジア、さらに中東をもつなぐハブ空港として、活躍が期待されています。今後、ますます旅行需要が高まると予想される、イスタンブールを旅する5つの魅力をまとめてみました。

イスタンブールとは?
イスタンブールの金角湾と旧市街(手前)・新市街(奥)

イスタンブールは、東京よりも200万人ほど多い、1600万人が住む大都市です。アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがる世界で唯一の都市では、さまざまな文明文化が交わってきました。キリスト教文化のローマ帝国、イスラム教文化のオスマン帝国、ヨーロッパとアジア・中東、現代と古代。それぞれが交わる交差点であり続けているから、たった一度の旅で、いくつもの魅力が味わえます

イスタンブール6つの魅力
魅力①宮殿とモスク
ファティ・モスク/イスタンブール

イスタンブールの見どころの一つは、ローマ帝国やオスマン帝国が残した、複数の宮殿があげられます。エリア全体がユネスコ世界遺産に登録されている旧市街は、ヨーロッパ大陸側のファティ(ファーティヒ)区にあります。イスラム教の礼拝を呼びかけるアザーンが鳴り響く中、夕日に染まるモスクを、ホテルの見晴らしのいいレストランから眺めながらいただく、というのもイスタンブールならでは。

魅力②グルメ
彩り豊かななロカンタ(食堂)のメニュー

西洋のフランス料理、東洋の中国料理と並ぶ、中東のトルコ料理は、誰が名付けたのか、世界三大料理の一つとされています。肥沃な大地では、国民の8割が農業に従事し、食料自給率は100%。味付けは、主にトマトソースやオリーブオイル、そしてスパイスを効果的に使います。薄めの味付けで、素材の良さを最大限に生かし、肉よりも野菜や果実をたくさん食べるのも特徴的。ヨーグルト、ピラフ、ロールキャベツの発祥とされるトルコの料理は、人生で一度は味わうべき、と言えます。

魅力③バザールとショッピング
グランドバザール/イスタンブール

観光、グルメと並ぶ楽しみの一つ、ショッピングも忘れてはなりません。ヨーロッパ大陸側には、グランドバザール・エジプシャンバザール、アラスタバザールの、3つのバザールがあります。また、金角湾(ゴールデンホーン)を渡って、ガラタ塔が建つ対岸にいけば、トルコでNO.1の繁華街である新市街です。新市街の中心となるイスティクラル通りでは、ファッション、雑貨、コスメ、ブランド、音楽、グルメなどの、トルコの最先端とショッピングが楽しめます。近隣には、ロマンチックなデートスポットヨーロッパ風建築物などがあります。

魅力④アジア大陸の活気
バハリエ通りを走るトラムヴァイ/カドゥキョイ・イスタンブール

ヨーロッパ大陸側ばかりご紹介しましたが、本当のイスタンブールは、アジア大陸側にこそあると言えば、イスタンブールを訪れる人は誰もが納得します。ボスポラス海峡を、船または鉄道で渡ったら、そこはもうアジア。古くからイスタンブールっ子が住まう、ユスキュダルやカドゥキョイといった、下町風情がある活気あふれるエリアです。こここそが、現代のイスタンブールを体験できるエリアとも言えます。

魅力⑤イスタンブールの猫
旧市街スルタンアフメット広場の子猫

イスタンブールが猫にとって天国であることは、世界中で広く知られています。トルコ全土で、猫も犬ものびのびと自由に生き、あちらこちらに餌と水が配置されています。野良猫なのに飼い猫と同じで、逃げずに甘えてきたり、お触りも許されます。トルコでは、動物に対する虐待が問題となり、2021年に動物にも人間と同じ権利を持つ、とする『動物権利法』が成立し、世界中を驚かせました。

魅力⑥ボスポラス海峡と金角湾
ボスポラス海峡クルーズから眺めるガラタ塔

ボスポラス海峡は、トルコ海峡、イスタンブール海峡ともよばれ、ヨーロッパ大陸とアジア大陸を隔て、黒海とマルマラ海をつないでいます。ロシア、ウクライナ、ジョージア、ブルガリアの国々に物資を運ぶ、大型貨物船が頻繁に往航する様子は、イスタンブールの日常の景色の一つです。クルーズでは、下欄の観光が楽しめます。

ボスポラス海峡クルーズで見られるスポット例

ガラタ塔トプカプ宮殿、ドルマバフチェ宮殿、チュラーン・パレスホテル・ケンピンスキー、7月15日殉教者の橋、ルメリ要塞、ファティ・スルタン・メフメト橋、アナドル要塞、ベイレルベイ宮殿、乙女の塔、海峡沿いの邸宅

対する金角湾は、ヨーロッパ大陸の新市街と旧市街をわける、角の形をした湾です。4つの橋が架けられ、ヴァプル(フェリー)やノスタルジックな小舟に乗って、歴史の間をゆったりとただようのも乙な旅です。

まだまだ魅力あふれるイスタンブールへひとっ飛びしてみましょう。

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