世界遺産サフランボルの伝統家屋を見学！カイマカムラル邸

公開日 2022年10月30日 最終更新日 2024年4月8日

概要

黒海地域にある小さな街サフランボルが世界遺産に登録されたのは、トルコの古民家“コナック”がオスマン帝国の伝統家屋に深い影響を与えたから、というのが理由の一つなのだそうです。それならば、サフランボルでは是非、コナックを見学または滞在しておきたいものですね。というより、ショッピングうとともに、サフランボルのメインイベントになるかもしれません。

サフランボル旧市街にあるカイマカムラル邸では、18〜19世紀頃の生活を再現した伝統家屋“コナック”の博物館で、蝋人形を用いて、当時の暮らしの様子をわかりやすく展示しています。

玄関で靴カバーをもらって、見学をします。家の中には、靴や衣装、農機具、キッチンの小物まで、あらゆるものが展示されており、興味津々。日本で言うところの江戸時代の家を見学しているような雰囲気で、漂う香りも古き良きトルコの匂い。

現在も一部で引き継がれている、結婚式前夜のイベント“クナゲジェスィ”も再現されていました。男女別に前夜をお祝いする風習があり、テュルク文化を垣間見ることができます。きっと若くして結婚したのだろうな、とか、色々想像を膨らましてしまいます。

こちらは多分、トルコのクレープとよばれる、ギョズレメ作り。現在も食べられている軽食的なもので、粉が美味しいから、とても美味しいクレープです。

基本情報

※この記事は、登録日（最終更新日）時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット（お店）の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。