トルコ伝統の肉の保存食&炒め物「カヴルマ」
公開日 2023年2月11日 最終更新日 2024年5月5日
概要
カヴルマは、犠牲祭のあるイスラム教各国で最もスタンダードなお肉の保存方法です。ほとんどの場合は、一口大の四角に切られて、水から茹でます。茹で上がったら、フライパンで焼き、四角または丸い容器などに入れて、さらに牛脂で固まるようにし、保存します。
カヴルマは、古くから保存食として作られてきたもので、現代でも、犠牲祭などで羊や牛を神に捧げたのち、大量のお肉が冷蔵庫や保存庫を占拠することになるため、保存方法として使われています。
味付けをして、ピラフやバゲットとともにいただくカヴルマ(肉の炒め物)は、ベーシックな国民食。または、煮込み料理、卵料理、スープなどの別の料理に利用され、それらは、”カヴルマル/Kavurmalı”という料理名になります。
カヴルマを使った、エルズルム、ディヤルバクル、リゼのカヴルマは有名で、エディルネのようにレバーを使ったカヴルマもあります。
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