壺ケバブ | テスティケバブ

公開日 2021年9月17日 最終更新日 2023年5月22日

概要
壺ケバブ(テスティ・ケバブ)

壺ケバブ(英語:PotteryKebab、トルコ語:テスティ・ケバブ/Testi Kebabı)は、ケバブと名はつくものの、アヴァノス陶器の壺に入った肉や野菜の煮込み料理です。カッパドキアの名物料理となっていますが、発祥の地は、カッパドキアの北に位置するヨズガト市とされています。昔は数人以上でオーダーしていましたが、現在は1人前からオーダーができます。古くは、タンドール(トルコ語:タンドゥルTandır)とよばれる、土の中に掘った釜を使って作られていた煮込み料理で、店舗ではオーブンで代用されていることが多いようです。

壺ケバブ(テスティ・ケバブ)

一口大にカットした牛肉または羊肉と、トマト、にんにく、コショウ、オリーブオイル、塩・こしょう、クミンで煮込みます。小麦粉を練った生地で壺の口に蓋をして、2時間ほどじっくり煮込むため、お肉がとてもやわらかく、トマトの旨味が際立つ味です。テーブルにてサーブする際に、壺の上部を勢いよく切り落とすパフォーマンスや、ハンマーで割るパフォーマンスも名物の一つ。ピラウとの相性が抜群で、ほとんどの場合、ピラウとともに提供されます。

ギャラリー

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