買い物とグルメを満喫!アジア側にある区カドゥキョイ | イスタンブール
公開日 2023年7月31日 最終更新日 2023年7月31日
地図
概要
カドゥキョイ区は、イスタンブールのアジア側にあります。外国人観光客よりも、トルコ人が遊びに出かけることが多いような印象です。同じくアジア側の観光拠点となっているユスキュダルと隣接していて、ユスキュダルよりも街としての歴史は浅いエリア。
ですが実は、古代フェニキア人が居住していた時代の発掘物がフィキルテペ地区から見つかっており、ヨーロッパ側よりも古いエリアと考えられています。通りのど真ん中にある牛の像は、それを復元したものなのだそう。
観光スポットが多いユスキュダルよりも、カドゥキョイのほうがモダンです。さらに、イスティクラル通りよりも雑多な雰囲気でショップやレストランが多く、おすすめだったりします。ふらっとロカンタに入っても、地元民向けだからなのか、新市街より美味しいです。
区画整備され、公園やマンション、オフィスビルなどが多く、住みやすそうなカドゥキョイ。特に、南のモダ桟橋付近の地区は、海沿いの高級住宅街。モダ桟橋とマルマラ海、整備された公園などがあり、朝晩のランニングにもサイクリングにも最高の環境です。
サッカーファンにはお馴染みの、トルコの人気サッカーチーム・フェネルバフチェのスタジアムがあることでも知られるカドゥキョイ。桟橋付近のフェスティバル・パークでは、コンサートも開催されます。観光として有名なスポットとしては、アジアの終着駅であるハイダルパシャ駅、カドゥキョイ灯台があります。
どちらかといえば、カドゥキョイは地元の人が住むエリア、といった雰囲気。観光よりも、ショッピングやグルメがメインです。ヨーロッパ側よりも品物の値段が安く感じられます。
旅のプラン
カドゥキョイへは、エミノニュからヴァプルで行くのがおすすめです。ボスポラス海峡クルーズとショッピング、両方が体験できます。エミノニュを出港し、ユスキュダルを過ぎ、カドゥキョイへ。途中、乙女の塔、トプカプ宮殿がある丘、ハイダルパシャ駅を眺めながらの、ボスポラス海峡クルーズです。
モダ・トラムヴァイがとおる通り周辺には、コスメやアクセサリー、服飾品、食品などを扱うお店が並びます。地元っ子に混じりながら、掘り出し物を探すのも、楽しい旅の思い出になりそうです。
カドゥキョイのお散歩は、桟橋→牛の像→海へ向かって歩く(Bahariye通り)→通り沿いにスタバ→モダ桟橋→桟橋に向かって歩く(Moda通り)→通り沿いにMADO→桟橋が定番。気になるショップがあったら迷わず入ってみて。フェネルバフチェのスタジアムがあるBağdat通りでもショッピングでき、アップルストアなどがあります。こちらは少し歩きます。
私のお気に入りレストラン”チヤ・ソフラシ/Çiya Sofrasi”は、Moda通りから一本はいったところにある高級ロカンタ(大衆食堂)。トルコ人に大変人気のロカンタで、訪れるたび、お店は拡大してるみたい。おすすめです。
主な観光スポット
基本情報
アクセス | ヴァプル/メトロバス/バス |
エリア内の交通 | モダ・トラムヴァイ/ミニバス・ドルムシュ |
動画 | ー |
公式サイト | https://www.kadikoy.bel.tr/ |
その他情報 | ・トルコで人気歌手だったバルシュ・マンチョの家博物館はトルコ人に人気のスポット |
ギャラリー
記事一覧
※この記事は、登録日(最終更新日)時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット(お店)の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。