公開日 2022年6月22日 最終更新日 2023年5月15日
概要
黒海一グルメな街と称される、トラブゾンで食べられてきたパンは、「トラブゾン・エキメイ（Trabzon Ekmeği）」、または、「ワクフケビル・パン（Vakfıkebir）」とよばれます。ブランドとなるほど美味しいパンは、トルコ全土で食べられています。元々は、長い冬を終え、春になって高原の小屋へパンを持っていくために焼かれていたもので、小枝や枯れ葉などを燃やして熱した石窯オーブンで焼く硬めのパンです。この素朴なパンは、天然酵母や全粒粉を使っていることが多いので、ヘルシーなイメージです。
ベーカリーによって形もさまざまです。トラブゾン市内の主要幹線道路にあるお店で購入できます。「Fırın Ekmek（パン屋さん）」や、「Taş Fırın（石窯）」などの看板を見かけたら、ぜひのぞいてみてください。一見不愛想なパン職人さんも、手招きしてパンの作り方から丁寧に見せてくれることが多く、さすが親日国と感心させられます。
ギャラリー
※この記事は、登録日（最終更新日）時点の取材情報を元に作成しております。実際に訪れていただいた際、スポット（お店）の都合や事情により記載してある記事の内容と差異があることがあります。どうぞご了承くださいませ。
